仙台市宮城野区で物流施設が竣工 三井物産都市開発

三井物産都市開発は2025年10月21日、仙台市宮城野区扇町で開発していた物流施設「LOGIBASE仙台」の竣工を発表した。同社にとって、東北エリアでの物流施設開発第1号案件であり、着工は2024年11月、竣工は2025年9月。
立地は仙台駅から約7km、仙台東部道路「仙台東」ICから約1.9km、仙台港から約8km、仙台空港から約17kmに位置し、陸・海・空の各輸送モードにアクセスしやすい。広域配送と地域内配送の双方に対応しやすいポジションである。
仙台市の物流施設賃料は坪4,000円台前半で推移しており、空室率は3%台と安定して推移。2025年の供給量は約1.3万坪で、前年からほぼ横ばい。東北主要都市の中でも仙台は堅調な需要を維持しており、仙台東IC周辺ではマルチテナント型施設の集積が進み、東北広域の物流拠点として存在感を高めている(estieの物流リサーチデータを基に編集部にて調査)。
施設概要
名称:LOGIBASE仙台
事業主:三井物産都市開発株式会社
所在地:宮城県仙台市宮城野区扇町7-3-11
最寄IC:仙台東部道路「仙台東」IC 1.9km
着工:2024年11月
竣工:2025年9月
規模:地上4階
面積:敷地面積 2,035坪/延床面積 4,167坪