東京都江東区に都市型物流施設を竣工、プロロジス

プロロジスは7月3日、東京都江東区毛利で都市型物流施設「プロロジスアーバン東京錦糸町1」の竣工式を行った。同社アーバンシリーズ7棟目となる本件は約679坪の土地に地上5階・延床約1,900坪とコンパクトな建物を開発したものであり、JR総武線「錦糸町」駅徒歩8分、首都高速錦糸町出入口400mに位置し、都心ラストワンマイルと広域配送の双方を視野に入れる。
1階は床荷重1.5t/㎡・梁下4.5mの低床区画と共用荷捌きスペースを配置。2〜5階は床荷重1t/㎡で、R&D拠点やショールームなど多様な用途に対応する。事務エリアにはOAフロアを不要とする「リーラーコンセント」を初導入し、南面の大開口からは猿江恩賜公園の緑を望む。テナント第一号として国際宅配業のスコア・ジャパンが1階区画に入居、3階にも設備機器メーカーが内定しており、残区画のリーシングを進める。
開発は約60年前から当地で倉庫を運営してきた佐志田倉庫との共同事業で、同社既存倉庫の機能更新ニーズにプロロジスが建て替え提案を行ったもの。プロロジスは2024年夏以降、都心近接の小規模物流拠点(錦糸町など)と延床10万㎡超の大型施設(東海・八千代など)を並行開発し、国内ネットワークを急速に拡充している。
物件概要
名称:プロロジスアーバン東京錦糸町1
事業主:プロロジス(佐志田倉庫との共同事業)
所在地:東京都江東区毛利二丁目9-20
最寄駅:JR総武線「錦糸町」駅徒歩8分/東京メトロ半蔵門線・都営新宿線「住吉」駅徒歩6分
規模:地上5階
面積:延床面積 約1,957坪
着工:2024年4月
竣工:2025年6月