米国ダラスで2件目の賃貸住宅開発に参画、米国拠点も移転 野村不動産

野村不動産は米国テキサス州ダラス都市圏において、2件目となる賃貸住宅開発「Alta Preserve」(アルタ・プリザーブ、総戸数311戸)への参画を決定した。1件目の「Jefferson Morningstar」(ザ・コロニー市、373戸、2027年竣工予定)に続く案件で、同社はこれにより米国での賃貸住宅事業が累計2,000戸を超える規模に拡大。併せて、2022年9月にサンフランシスコで開設した米国拠点を2026年2月にダラスへ移転し、現地での事業体制を強化した。
本物件は約54ヘクタールにおよぶ大規模複合開発「The Farm in Allen」内に位置し、現地デベロッパーのWood Partners社が手がける。複合開発は商業施設、オフィス、ホテル、公園などを備え、完成時には敷地内で約4,000人の居住と約6,000人の勤務が見込まれる。開発地のアレン市はダラス都市圏北部に位置し、グローバル企業が集積するレガシーエリアから車で15分、ダラス・フォートワース空港から約25分と利便性に優れる。
ダラス・フォートワース(DFW)は近年、企業本社の移転先として全米トップの地位を占める。CBREによると、2018〜2024年でDFWは100社の本社を獲得した。特にカリフォルニア州からの企業流出が顕著で、2024年に同州から移転した17社のうち12社がテキサスを選んでいる。野村不動産の拠点移転はこうしたトレンドを見据えたもので、人口流入に伴う賃貸需要の拡大を取り込む狙いがある。ダラス都市圏には大和ハウス工業も進出しており、日系デベロッパーによる米国賃貸住宅市場への参入が加速している(参考記事:米国テキサス州で賃貸住宅開発を開始 大和ハウス工業)。
物件概要
名称:Alta Preserve(アルタ・プリザーブ)
事業主:野村不動産株式会社(パートナー:Wood Partners)
所在地:テキサス州アレン市(ダラス都市圏)1245 Blue Tractor Ln, Allen, TX
敷地:約24,300㎡
規模:地上4階建
賃貸床面積(予定):約25,100㎡
総戸数(予定):311戸
着工(予定):2026年3月
竣工(予定):2027年