尼崎で大規模物流施設が満床竣工 日本GLP

日本GLPは11月13日、兵庫県で開発していた大規模多機能型物流施設「GLP ALFALINK尼崎」が竣工し、全区画満床で稼働を開始した。総延床面積 約112,000坪の2棟構成で、関西エリアの物流施設として最大級のプロジェクトとなる。阪神電鉄本線「尼崎センタープール前」駅 徒歩7分、阪神高速3号神戸線「尼崎西IC」約300mに位置する。
「GLP ALFALINK尼崎 South」は6階建てマルチテナント型で延床面積 約73,300坪。佐川急便が1・2階に入居し、関西最大級の大型中継センターとして活用するほか、関通、日本アクセスなど計5社が入居する。一方、「GLP ALFALINK尼崎 North」は4階建てボックス型で延床面積 約34,000坪で、既存顧客の専用施設として一棟利用され、ワンフロア約8,000坪の大面積を生かしたオペレーションを計画する。
敷地内には共用棟「ALCO BRIDGE」を設け、レストランやマルチコート、健康遊具などを整備したほか、尼崎市が運営するコミュニティ支援施設「ALCO GARDEN」を開設した。日本GLPと尼崎市は包括連携協定を締結しており、防災拠点や子育て支援・教育活動の場としても施設を活用する。
施設概要
名称:GLP ALFALINK尼崎
事業主:日本GLP株式会社
所在地:兵庫県尼崎市道意町7-1-10(South)、同7-6他(North)
最寄駅:阪神電鉄本線「尼崎センタープール前」駅 徒歩7分
最寄IC:阪神高速3号神戸線「尼崎西IC」約300m
着工:South 2023年11月/North 2024年3月
竣工:2025年10月末
規模:South 地上6階/North 地上4階
面積:延床面積 約112,000坪