博多区のアサヒビール工場跡地を取得 JR九州・日鉄興和不動産・JA三井リース九州
九州旅客鉄道(JR九州)、日鉄興和不動産、JA三井リース九州の3社で構成する企業グループは2026年2月4日、福岡市博多区竹下三丁目に所在するアサヒビール博多工場用地の売買契約を締結した。売主はアサヒビールで、敷地面積は約126,200㎡(約38,180坪)、「ららぽーと福岡」(敷地約86,600㎡)を大きく上回る福岡市内有数の大規模用地となる。明渡しは2029年12月を予定している。
対象地はJR鹿児島本線「竹下」駅の至近に位置する。企業グループの代表企業はJR九州が務め、取得価格および開発計画は現時点で未定としている。アサヒビールは国内ビール需要の長期減少を背景に生産体制の集約化を進めており、博多工場は佐賀県鳥栖市への移転に伴い閉鎖する。当初は2025年末での閉鎖を予定していたが、建設費高騰により新工場の操業開始が2029年に延期されたことで、博多工場の操業期間も延長されていた。
竹下駅周辺は2022年4月の「ららぽーと福岡」開業を契機に不動産市場が活況を呈しており、住宅地・商業地ともに年間10%以上の地価上昇が続く。博多駅から1駅という交通利便性に加え、今回の大規模用地取得により、天神ビッグバン・博多コネクティッドに続く福岡市の新たな開発拠点として注目が高まる見込みだ。
物件概要
名称:アサヒビール博多工場用地
買主:九州旅客鉄道株式会社、日鉄興和不動産株式会社、JA三井リース九州株式会社(グループ代表:九州旅客鉄道株式会社)
売主:アサヒビール株式会社
取得価格:非公表
所在地:福岡県福岡市博多区竹下三丁目5番他
最寄駅:JR鹿児島本線「竹下」駅
面積:敷地面積 約38,180坪
明渡予定:2029年12月
開発計画:未定