田町駅西口の大規模複合再開発計画が着工 三井不動産
三井不動産、森永乳業、JR東日本は10月1日、港区芝五丁目で「田町駅西口駅前地区開発事業」を着工した。旧森永プラザビル跡地を中心に、延床約98,570㎡、地上24階地下2階・高さ約125mの大規模複合ビルを再開発する。
用途はオフィス(6〜23階)、商業施設(1〜3階)、産業支援施設(4階)などからなり、1フロア最大990坪のオフィスフロアには森永乳業が本社移転を計画している。低層部の商業施設はアトレが運営する。
また、帰宅困難者向けの一時滞在施設を整備し、防災機能の強化も図る。建物はZEB Ready認証の取得を目指し、省エネルギー化にも取り組む。竣工は2029年3月を予定し、2033年度には緑地広場を整備して全体竣工を迎える。
案件概要
名称:田町駅西口駅前地区開発事業
事業主:三井不動産株式会社、森永乳業株式会社、東日本旅客鉄道株式会社
所在地:東京都港区芝五丁目412番6号(地番)、ほか
最寄駅:JR「田町」駅直結/都営浅草線・三田線「三田」駅直結
着工:2025年10月
竣工予定:2029年3月(建物完成)、2033年度(全体竣工)
規模:地上24階/地下2階、高さ約125m
面積:延床面積 約29,807坪