神田でオフィスビルが着工 中央日本土地建物

中央日本土地建物は2025年12月1日、千代田区神田美土代町で中規模オフィス「REVZO神田」を着工した。同社が展開する「REVZO」シリーズの第6弾となる。築54年を迎えた「神田第二中央ビル」を建て替えるもので、2028年3月の竣工を予定する。
計画地は東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅、丸ノ内線「淡路町」駅、都営新宿線「小川町」駅から各徒歩3分に位置する。JR・東京メトロ銀座線「神田」駅も徒歩7分と、東京・大手町エリアや新宿方面へのアクセスに優れた立地だ。建物は地上11階・地下1階建てのS造(一部RC造)で、延床面積は約1,576坪、基準階面積は約123坪となる。
「REVZO」は2020年の「REVZO虎ノ門」(港区西新橋)を皮切りに、「日本橋堀留町」(中央区)、「一番町」「麹町」(千代田区)、「新橋」(港区、2026年竣工予定)と都心3区で展開を拡大してきた。基準階面積は70〜140坪、延床面積は700〜2,000坪規模が中心で、本計画の延床約1,576坪・基準階約123坪はシリーズ中でも中〜大規模に位置する。同社は年1〜2棟ペースで開発を継続しており、本計画で千代田区内は一番町・麹町に続く3棟目となる。
千代田区の築浅・中大規模オフィス(延床1,000坪以上、築10年以内)の募集賃料は、2025年時点で坪32,000円台となっている。2023年以降は安定的に推移しており、底堅い需要がうかがえる(estieマーケット調査を元に編集部にて調査)。
物件概要
名称:REVZO神田
事業主:中央日本土地建物株式会社
所在地:東京都千代田区神田美土代町7番5他(地番)
最寄駅:東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅 徒歩3分、東京メトロ丸ノ内線「淡路町」駅 徒歩3分、都営新宿線「小川町」駅 徒歩3分
着工:2025年12月
竣工予定:2028年3月
規模:地上11階/地下1階(S造〈一部RC造〉)
面積:延床面積 約1,576坪、基準階面積 約123坪