佐賀県鳥栖市で冷凍冷蔵物流施設を着工 野村不動産ら

野村不動産と九州電力が出資する特別目的会社は2026年5月、佐賀県鳥栖市田代本町でマルチテナント型冷凍冷蔵物流施設の新築工事に着手した。九電都市開発投資顧問がアセットマネジメント業務を担い、竣工は2027年10月を予定する。
施設は地上3階建てのBOX型倉庫で、延床面積は約6,468坪。九州自動車道「鳥栖IC」から約0.7kmに位置し、福岡都市圏や九州全域の配送にも対応する。各階にチルド帯(5℃)とフローズン帯(-25℃)の区画を備え、一部区画では温度帯の切り替えにも対応する予定だ。外食・中食需要の拡大や既存施設の老朽化を背景に、冷凍冷蔵物流施設への需要を取り込む。
九電グループは「九電グループ経営ビジョン2035」が掲げる“地域共創による価値創造と成長”などの実現に向け、九州を中心に開発事業を推進しており、本施設もその一環に位置づけられる。一方の野村不動産は、「Landport」シリーズの展開を通じて九州エリアでの開発事業の拡大を進めており、冷凍冷蔵物流への需要を取り込みつつ九州での物流施設事業を強化したい双方の思惑が合致した事業といえる。
施設概要
- 名称:(仮称)鳥栖市田代本町冷凍冷蔵物流施設
- 事業主:野村不動産株式会社/九州電力が出資する特別目的会社
- 所在地:佐賀県鳥栖市田代本町字中尾1202番1他(地番)
- 最寄駅:JR鹿児島本線「弥生が丘」駅 徒歩約12分
- 最寄IC:九州自動車道「鳥栖IC」約0.7km
- 着工:2026年5月15日
- 竣工予定:2027年10月
- 規模:地上3階(鉄骨造)
- 面積:敷地面積 約4,526坪/延床面積 約6,468坪
- 設計・施工:大和ハウス工業株式会社 九州支社
- アセットマネジメント:九電都市開発投資顧問株式会社