川崎市の賃貸住宅を22億円で取得 東急リアル・エステート投資法人

東急リアル・エステート投資法人は2026年9月14日、川崎市中原区の賃貸マンション「スタイリオ新丸子駅前」を取得すると発表した。取得先はスポンサーの東急で、同日付で売買契約を締結。取得価額は22億円で、取得日は同年10月13日。
物件は東急東横線・目黒線「新丸子」駅徒歩1分に位置する。2025年10月竣工の地上12階建てで、1K・1DK・2LDKの41戸。2026年8月時点の稼働率は100%で、取得価額に対する鑑定NOI利回りは3.4%となる。
東急東横線・目黒線で武蔵小杉駅を挟んで隣り合う新丸子駅と元住吉駅、および武蔵小杉駅の3駅について、徒歩5分圏内の賃貸住宅の平均募集賃料坪単価を比較した。2023年8月末から2026年8月末までの3年間で、元住吉駅周辺が約14%の上昇にとどまったのに対し、新丸子駅周辺は約39%と、武蔵小杉駅周辺の約38%にほぼ並ぶ水準で上昇した(「estie レジリサーチ」をもとに編集部にて調査)。同投資法人も、新丸子駅周辺の商店街や飲食店の集積に加え、武蔵小杉エリアに隣接する生活利便性の高さを取得理由に挙げる。

取得先の東急は2023年4月と7月に土地を取得し、自ら開発した。同投資法人は本取得を、スポンサーグループが投資法人への物件売却で回収した資金を東急沿線地域での開発などに再投資する「循環再投資モデル」に沿うものと位置付ける。同投資法人は2026年4月にも東急から2物件を計55.5億円で取得しており、スポンサーパイプラインの活用が続いている(参考記事:品川・戸越銀座のオフィスと横浜・青葉区の商業施設を取得 東急リアル・エステート投資法人)。
本取得後、同投資法人の資産規模は30物件・2,479億円となる見込み。用途別の投資比率はオフィスが64.3%、商業施設が25.1%で、住宅は本物件を加えた4物件で2.4%となる。
取得物件概要
- 名称:スタイリオ新丸子駅前
- 買主:東急リアル・エステート投資法人
- 売主:東急株式会社
- 取得対象:不動産
- 取得価額:2,200百万円
- 鑑定評価額:2,260百万円(2026年8月1日時点、一般財団法人日本不動産研究所)
- 鑑定NOI利回り:3.4%
- 契約締結日:2026年9月14日
- 取得日:2026年10月13日
- 所在地:神奈川県川崎市中原区新丸子町735-3、735-2(地番)
- 最寄駅:東急東横線・目黒線「新丸子」駅 徒歩約1分/東急東横線・目黒線、JR南武線「武蔵小杉」駅 徒歩約7分
- 竣工:2025年10月
- 規模:地上12階(鉄筋コンクリート造)
- 用途:共同住宅・診療所
- 賃貸可能戸数:41戸
- 間取り:1K・1DK・2LDK
- 面積:土地面積 約103坪/延床面積 約532坪
- 稼働率:100.0%(2026年8月時点)
- マスターリース会社:東急住宅リース株式会社
- プロパティマネジメント会社:東急住宅リース株式会社(予定)