田無のイオンタウンを39億円で譲渡 三井不動産商業ファンド投資法人

三井不動産商業ファンド投資法人は2026年9月30日、東京都西東京市のショッピングセンター「イオンタウン田無芝久保」の信託受益権を39億1,000万円で譲渡すると発表した。同日に売買契約を結び、2027年6月30日に引き渡す予定。譲渡先は国内の一般事業法人で、名称は開示していない。なお、同投資法人は2026年7月1日付で、フロンティア不動産投資法人から現在の商号に変更している。
物件は、西武新宿線「田無」駅と「花小金井」駅からそれぞれ徒歩約15分に位置する。2005年竣工で、延床面積は約2,297坪。イオンタウンが1社で借りており、稼働率は100%。賃貸借契約は期間20年の普通賃貸借契約で、2027年3月19日に満了する。
同投資法人は2009年に、同物件を三井不動産から31億円で取得していた。譲渡予定価格は鑑定評価額を約8.9%上回り、取得価格の約1.3倍にあたる。譲渡予定価格に対する鑑定NOI利回りは約4.9%。契約締結日に手付金として3億9,100万円を受け取り、引き渡し時に残額を受け取る。同投資法人は、築21年が経過したことや近隣の競合環境の変化から、今後の収益性の向上は限られるとみて譲渡を決めた。
同投資法人は2026年4月に那覇市の「那覇国際通りくもじテラス」(15億9,800万円)と「ドン・キホーテ国際通りくもじ店」(8億7,100万円)、7月に渋谷区の「神宮前4丁目テラス」(18億円)を取得した。譲渡後のポートフォリオは44物件、取得価格合計は約3,958億7,800万円となる。
参考記事
譲渡物件概要
- 名称:イオンタウン田無芝久保
- 売主:三井不動産商業ファンド投資法人
- 買主:非開示(国内の一般事業法人)
- 譲渡対象:不動産信託受益権
- 譲渡予定価格:3,910百万円
- 鑑定評価額:3,590百万円(2026年6月30日時点、一般財団法人日本不動産研究所)
- 鑑定NOI利回り(譲渡予定価格ベース):約4.9%
- 帳簿価額:約2,728百万円(2026年6月30日時点)
- 取得価格:3,100百万円(2009年2月18日取得)
- 契約締結日:2026年9月30日
- 譲渡予定日:2027年6月30日
- 決済方法:契約締結日に手付金391百万円、引き渡し時に残額
- 所在地:東京都西東京市芝久保町一丁目12-5
- 最寄駅:西武新宿線「田無」駅 徒歩約15分/西武新宿線「花小金井」駅 徒歩約15分
- 竣工:2005年3月
- 規模:地上2階(鉄骨造)
- 用途:店舗・駐車場
- 面積:敷地面積 約2,633坪/延床面積 約2,297坪/賃貸可能面積 約2,658坪
- テナント:イオンタウン株式会社(普通賃貸借契約、契約期間20年、2027年3月19日満了)
- 年間賃料:229百万円
- 稼働率:100%