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シンガポールで高度自動化倉庫開発に参画 商船三井

シンガポールで高度自動化倉庫開発に参画 商船三井

商船三井は、シンガポールの不動産大手CapitaLandグループと共同で、同国西部のジュロン工業地帯に建設する高度自動化倉庫「OMEGA 1 Singapore」の開発事業に出資参画した。同社が2024年11月に出資したCapitaLand SEA Logistics Fundを通じた3号案件で、竣工は2028年を予定している。総開発費は約260百万シンガポールドル(約312億円)。

本物件は5階建ての多層階ランプ型倉庫で、天井高40mの吹き抜け構造を持つ貨物保管エリアを設ける。自動荷役クレーン、自動制御ラック、無人搬送車など最先端の自動化技術を導入し、総床面積約21,500坪で約60,000パレットの収容が可能だ。シンガポール建設庁の「Green Mark GoldPlus」認証取得を目指し、環境持続性にも取り組む。テナントとして台湾のAlly Logistic Property社が全棟一括賃貸借契約を締結する予定だ。

商船三井グループは経営計画「BLUE ACTION 2035」において、海運市況に左右されにくい安定収益型事業の強化を掲げており、物流施設への投資はその柱の一つとなっている。同社は2024年11月にCapitaLand SEA Logistics Fundへ約150億円を出資し32.5%の持分を取得。本ファンドはタイのバンコクで「OMEGA 1 Bang Na」(延床約57,500坪)を開発中で、今回のシンガポール案件は3号案件にあたる。海運事業で培った国際物流ネットワークを活かし、東南アジアで物流インフラ事業を拡充する構えだ。

パートナーのCapitaLandグループは、シンガポールに本社を置くアジア最大級の不動産会社である。グループの運用資産総額は2024年末時点で約1,170億シンガポールドル(約13兆円)に達し、世界45カ国・270都市以上で事業を展開する。

物件概要

  • 名称:OMEGA 1 Singapore

  • 事業主:CapitaLand SEA Logistics Fund(商船三井出資参画)

  • 所在地:シンガポール・ジュロン工業地帯(19 Gul Lane, Singapore 629414)

  • 竣工予定:2028年

  • 規模:地上5階建て(多層階ランプ型)

  • 総床面積:約21,500坪

  • 天井高:40m(吹き抜け構造部分)

  • 総開発費:約260百万シンガポールドル(約312億円)

  • テナント(予定):Ally Logistic Property社(台湾)

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