西新橋でシェアオフィスと貸会議室の複合施設を開業、ティーケーピー

貸会議室大手のティーケーピーは2025年8月4日、港区西新橋の西新橋1丁目ビルの1~12階に貸会議室とシェアオフィスを組み合わせた複合施設「TKP fabbit 虎ノ門」をオープンすることを発表した。開業時期は2025年秋頃を予定する。
総面積は約4,766坪、会議室・ホール・レンタルオフィス計66室を備えるなど、TKP単独案件としては過去最大規模となる。物件が立地する虎ノ門・虎ノ門ヒルズ周辺は再開発が相次ぎ、国際ビジネス拠点として機能が高度化しイベントや研修ニーズも拡大している。
ティーケーピーは、フレキシブルスペース事業を軸にホテル・BPOなど周辺サービスを展開しており、2025年2月期連結売上高は592億円。同社は今後、都心大型拠点の整備によりMICE需要の取り込みと成長領域であるシェアオフィス事業の拡大を図る方針を掲げる。
施設概要
施設名称:TKP fabbit 虎ノ門
事業主:株式会社ティーケーピー(TKP)
所在地:東京都港区西新橋1-24-14
最寄駅:東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅 徒歩約5分
規模:地上12階/地下2階
延床面積:約6,943坪
竣工:1986年2月
開業:2025年秋(予定)
契約面積:4,766坪