渋谷桜丘の再開発で3棟・延べ7.4万坪 東急不動産
東京都渋谷区桜丘町で、高層ビル3棟、延床面積約73,570坪の「ネクスト渋谷桜丘地区第一種市街地再開発事業」の都市計画手続きが進んでいる。2018年に再開発準備組合が設立され、事業協力者として東急不動産が参画している。2030年度に着工し、2036年度の竣工を予定する。
計画地は渋谷駅の南西側で、渋谷サクラステージに隣接する。区域面積は約6,660坪。中心となるA街区には、地上35階・地下2階建て、高さ約180m、延床面積約56,420坪のビルを建て、事務所を主な用途に、店舗、ホール、産業支援施設、バスターミナルを設ける。B街区は地上17階・地下1階建て、高さ約90m、延床面積約3,420坪で、教育施設と店舗が入る。C街区は地上26階・地下1階建て、高さ約120m、延床面積約13,730坪で、住宅、事務所、ホテル、店舗を配置する。計画容積率は全体で約1,230%となる。
A街区には、高速バスなどが発着するバスターミナルを3バース整備する。渋谷駅周辺ではバスターミナルが8バース不足するとの需要予測があり、渋谷二丁目西地区で整備する5バースとあわせて不足分を補う。音楽分野の人材育成を目的とした産業支援施設と、スタンディングで2,000人規模のホールも設ける。地区内には1981年の新耐震基準以前に建てられたビルが多く、最大約12mの高低差もあるため、街区を再編し、渋谷駅方面などとつながる歩行者ネットワークや広場を整備する。
地権者は2008年11月にまちづくり勉強会を発足させ、10年後に準備組合の設立に至った。2026年5月には国家戦略特区の枠組みにエントリーし、7月に準備組合が渋谷区に提案書を提出した。地区計画の変更などを含む都市計画の素案について、区は10月30日に意見交換会を開き、11月9日まで意見を受け付ける。今後、国家戦略特区の枠組みを活用し、都市計画の決定に向けた手続きを進める。
計画概要
- 名称:ネクスト渋谷桜丘地区第一種市街地再開発事業
- 事業者:ネクスト渋谷桜丘地区再開発組合(予定)
- 事業協力者:東急不動産株式会社
- 所在地:東京都渋谷区桜丘町
- 最寄駅:JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン、東急東横線・田園都市線、東京メトロ銀座線・半蔵門線・副都心線、京王井の頭線「渋谷」駅
- 着工:2030年度(予定)
- 竣工:2036年度(予定)
- 面積:区域面積 約6,660坪/敷地面積 約4,960坪/延床面積 約73,570坪
- 計画容積率:約1,230%
- A街区
- 規模:地上35階/地下2階、高さ約180m
- 面積:敷地面積 約3,540坪/延床面積 約56,420坪
- 用途:事務所、店舗、ホール、産業支援施設、バスターミナル、駐車場等
- B街区
- 規模:地上17階/地下1階、高さ約90m
- 面積:敷地面積 約330坪/延床面積 約3,420坪
- 用途:教育施設、店舗、駐車場等
- C街区
- 規模:地上26階/地下1階、高さ約120m
- 面積:敷地面積 約1,090坪/延床面積 約13,730坪
- 用途:住宅、事務所、ホテル、店舗、駐車場等
- 付帯施設:バスターミナル(3バース)、ホール(スタンディング2,000人規模)、帰宅困難者向け一時滞在施設(約670坪、約1,300人)