八重洲一丁目北再開発へ東京本社移転 豊田通商

豊田通商は2026年10月29日、東京本社を「八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業 南街区」の19〜27階へ移転すると発表した。移転は2030年度を予定し、創業の地である名古屋本社は、引き続き本社機能を担う。同日には同じトヨタグループのトヨタ不動産が、同事業のオフィスフロア約3,933坪の取得を決めたと発表した。トヨタ不動産はマスターレッシーの東京建物から一部フロアを賃借し、豊田通商と賃貸借契約を結んでいる。
同再開発事業は東京建物や東京ガス不動産などが参加組合員として参画しており、南街区と北街区で構成される。南街区は地上44階・地下3階建てで、2029年度の竣工を予定する。基準階面積は約860坪で、10~43階は事務所、低層部は店舗や宿泊施設などで構成する。6〜9階には、アスコットの「SEN/KA TOKYO by The Crest Collection」が2029年度下半期に開業する予定だ。北街区は地上2階建ての店舗棟で、2032年度の竣工を予定する。
八重洲エリアでは、大手企業の本社移転が相次いでいる。八重洲一丁目の「TOFROM YAESU TOWER」には、東京建物が2026年9月に本社を移したほか、八重洲二丁目中地区の「YAESU CORE」(2029年竣工予定)にも本田技研工業や中外製薬が本社機能を移す予定で、ANAホールディングスとANAも2030年春ごろの移転を予定する。
豊田通商はトヨタグループの総合商社。2026年3月末時点の連結従業員数は74,927人。2028年7月に設立80周年を迎える同社は、今回の移転を、社内外の多様なパートナーとの接点を広げ、新しい事業やソリューションを生み出し続けるための新たな挑戦と位置づけている。
参考記事
- 東京駅前の再開発ビルへ本社移転、3拠点を集約 東京建物
- 東京駅直結の大規模ビルに本社移転 リバスタ
- TOFROM YAESU TOWERへ本社移転 テラスカイ
- 八重洲の再開発計画へ本社移転 本田技研
- 「YAESU CORE」へ本社移転 ANAホールディングス
移転概要
- 移転企業:豊田通商株式会社
- 移転時期:2030年度(予定、順次移転)
- 移転元:品川フロントビル(東京都港区港南二丁目3-13)
- 移転先:八重洲一丁目北地区第一種市街地再開発事業 南街区 19〜27階(東京都中央区八重洲一丁目400番、401番、402番(地番))
- 移転元物件概要(品川フロントビル)
- 竣工:2010年11月
- 規模:地上19階/地下3階(鉄骨造・一部鉄骨鉄筋コンクリート造)
- 面積:基準階面積 約732坪/延床面積 約21,958坪
- 最寄駅:JR「品川」駅 徒歩3分
- 移転先物件概要(八重洲一丁目北地区 南街区)
- 竣工:2029年度(予定)
- 規模:地上44階/地下3階(鉄骨鉄筋コンクリート造・鉄筋コンクリート造・鉄骨造)
- 面積:基準階面積 約860坪/延床面積 約56,114坪(南街区)
- 特定業務代行者および参加組合員:東京建物株式会社/東京ガス不動産株式会社/明治安田生命保険相互会社/大成建設株式会社