「YAESU CORE」へ本社移転 ANAホールディングス

ANAホールディングスと全日本空輸(ANA)は、東京都港区東新橋の「汐留シティセンター」に置く両社の本社機能を、2030年春頃をめどに東京都中央区八重洲二丁目の「YAESU CORE」へ移転する。グループの一部の機能は、港区芝五丁目の「田町駅西口駅前地区開発事業」で整備される新拠点へ移す。
「YAESU CORE」は、八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業で建設中の複合ビルで、2029年1月末の竣工を予定する。本田技研工業や中外製薬が本社機能を移すほか、ITコンサルティングのノースサンド、金融教育スクールなどを展開するCopiaも入居する予定だ。
田町の新拠点は、三井不動産、森永乳業、JR東日本が2025年10月に着工した「田町」駅直結の複合ビルで、2029年3月末の竣工を予定する。一部のオフィスフロアには森永乳業が本社の移転を計画しているほか、1~3階にはJR東日本グループのアトレが運営する商業施設が開業する予定だ。
ANAホールディングスの2026年3月期の連結売上高は2兆5,392億円、営業利益は2,174億円といずれも過去最高を更新し、2026~2028年度の中期経営戦略では2028年度に営業利益2,500億円を目指す。両社は今回の移転を、同戦略で掲げる成長に向けた土台づくりと位置付ける。
参考記事
- 八重洲の再開発、「YAESU CORE」に名称決定 三井不動産ら
- 八重洲の再開発計画へ本社移転 本田技研
- 八重洲の再開発計画へ本社移転 ノースサンド
- 八重洲の再開発計画へ本社移転 Copia
- 「YAESU CORE」最高層にアスコットが入居 三井不動産
- 田町駅西口の大規模複合再開発計画が着工 三井不動産
移転概要
- 移転企業:ANAホールディングス株式会社/全日本空輸株式会社
- 移転日:2030年春頃(予定)
- 移転元:汐留シティセンター(東京都港区東新橋一丁目5-2)
- 移転先(本社機能):YAESU CORE(東京都中央区八重洲二丁目4~7番)
- 移転先(グループの一部機能):田町駅西口駅前地区開発事業の新拠点(東京都港区芝五丁目412番6号(地番)ほか)
- 移転元物件概要(汐留シティセンター)
- 竣工:2003年
- 規模:地上43階
- 面積:基準階面積 約843坪
- 最寄駅:「新橋」駅 徒歩4分/「汐留」駅 徒歩6分
- 移転先物件概要(YAESU CORE)
- 竣工:2029年1月末(予定)
- 規模:地上43階/地下3階
- 面積:敷地面積 約5,917坪/延床面積 約117,760坪
- 最寄駅:JR「東京」駅 徒歩3分(八重洲口、地下直結)/東京メトロ銀座線「京橋」駅 徒歩2分(地下接続)
- 事業者:八重洲二丁目中地区市街地再開発組合(参加組合員:鹿島建設株式会社、住友不動産株式会社、独立行政法人都市再生機構、阪急阪神不動産株式会社、三井不動産株式会社)
- 設計・施工:株式会社日建設計(設計監修・都市計画)/鹿島建設株式会社(実施設計・監理・施工)
- 移転先物件概要(田町駅西口駅前地区開発事業)
- 竣工:2029年3月末(予定。緑地広場を含む全体は2033年度中)
- 規模:地上24階/地下2階
- 面積:敷地面積 約2,001坪/延床面積 約29,817坪
- 最寄駅:JR「田町」駅(西口、2階デッキで直結)/都営浅草線・三田線「三田」駅(地下通路で直結)
- 事業者:三井不動産株式会社/森永乳業株式会社/東日本旅客鉄道株式会社