ベトナム・ハノイの高級分譲住宅開発に参画 三菱地所・野村不動産

三菱地所、野村不動産、シンガポールの大手不動産デベロッパーCapitaLand Developmentの3社は、ベトナム・ハノイ市の高級分譲住宅開発事業「Maison Privée」に参画する。同市の高級住宅街区「Ciputra」内における事業で、2026年第3四半期に着工、2029年第1四半期に竣工する予定。3社によるベトナムでの共同事業はハノイ東部の「The Senique Hanoi」に続く2件目であり、総売上は約4億5,000万ドル(約675億円)を見込む。
物件は地上35階・地下3階建ての2棟構成で、専有面積98㎡〜400㎡の全490戸で構成される。計画地は市内ミッドタウンまで車で約15分、ノイバイ国際空港まで約20分の立地にある。建設計画中の地下鉄駅もあり、生活利便性にも優れる。
三菱地所は2010年にベトナムで初めて事業に参画し、2019年にホーチミンで現地法人、2020年にハノイ支店を開設した。オフィスや分譲マンション開発などを推進し、これまで同国で約1,000億円を投資しており、本件を通じてベトナムでのさらなる事業拡大を図る。
野村不動産は2015年にベトナム事業へ参入し、住宅・オフィス合わせて12案件、住宅総戸数3万戸超の事業に参画してきた。本件は、同社がベトナムで参画してきた案件の中で最高額の高層分譲住宅事業となる。また、同社はホーチミン市南部において総戸数420戸の分譲コンドミニアム「Celesta Gold」への参画も決定しており、ハノイ・ホーチミンの両都市での住宅開発を進める。
本案件の近隣の「Starlake」地区では、高島屋グループの東神開発による複合ビル「Westlake Square Hanoi」が着工しており、高島屋がハノイに初出店する予定である(参考記事:東神開発がベトナム・ハノイで複合ビル着工、高島屋初出店へ)。ホーチミン市では東急不動産らが2,600戸超の分譲住宅を整備する予定など、ベトナムでの日系企業による開発が進む(参考記事:ホーチミン市で2,600戸超の分譲レジデンスを開発 東急不動産 )。
物件概要
- 名称:Maison Privée
- 事業者:三菱地所株式会社、野村不動産株式会社、CapitaLand Development
- 所在地:ベトナム・ハノイ市タイホー区
- 敷地面積:約0.8ha
- 規模:地上35階/地下3階(2棟構成)
- 総戸数:490戸
- 専有面積:98㎡〜400㎡
- 着工予定:2026年第3四半期(7〜9月)
- 竣工予定:2029年第1四半期(1〜3月)