フィリピンで戸建住宅分譲事業に参画　阪急阪神不動産

阪急阪神不動産は2025年7月末、フィリピンに全額出資子会社を設立し、マニラ都市圏で戸建住宅分譲事業「アラミノスプロジェクト」と「サミットプロジェクト」に参画すると発表した。両計画ともに2027年の竣工を予定する。

「アラミノスプロジェクト」はマニラ中心部から南へ約70kmのラグナ州アラミノスに位置する。敷地面積66,271㎡に517戸のタウンハウスを開発し、「サミットプロジェクト」はマニラ中心部から南へ約65kmのバタンガス州リパ市に位置し、敷地面積64,670㎡に戸建132戸とタウンハウス415戸、計547戸を供給する。両計画は周辺に複数の工業団地が立地しており、これらの雇用者の住宅需要を取り込む計画だ。

同社は2017年以降、現地デベロッパーP.A. Alvarez社と協業し、フィリピンで10件・約7,270戸の分譲実績を積み重ねてきた。新会社設立により案件探索から進捗管理までを現地で一元化し、ASEANを中心に拡大する海外住宅分譲事業63件・約71,120戸のさらなる積み上げを狙う。

案件概要

• 案件名称：(仮称)Alaminosプロジェクト

  • 事業主：Hankyu Hanshin Properties Philippines Corp.／P.A. ALVAREZ PROPERTIES AND DEVELOPMENT CORPORATION

  • 所在地：ラグナ州アラミノス

  • 施設建築物

    • 用途：分譲住宅（タウンハウス）

    • 敷地面積：66,271㎡

    • 分譲戸数：517戸

    • 竣工：2027年（予定）

• 案件名称：(仮称)Summitプロジェクト

  • 事業主：Hankyu Hanshin Properties Philippines Corp.／P.A. ALVAREZ PROPERTIES AND DEVELOPMENT CORPORATION

  • 所在地：バタンガス州リパ市

  • 施設建築物

    • 用途：分譲住宅（戸建・タウンハウス）

    • 敷地面積：64,670㎡

    • 分譲戸数：547戸（戸建132戸、タウンハウス415戸）

    • 竣工：2027年（予定）