堺市から大阪市中央区へ本社移転 シャープ
シャープは2026年3月16日、本社を堺市匠町から大阪市中央区堺筋本町へ移転した。移転先は「JTBビル」で、大阪メトロ堺筋本町駅11番出口すぐの立地となる。同社は2016年に大阪市阿倍野区から堺市へ本社を移して以来、約10年ぶりに大阪市内へ回帰した格好だ。
移転の背景には、堺工場の売却がある。同社はテレビ向け液晶パネルを製造してきた堺工場内に本社を置いていたが、同工場を積水化学工業などに売却することとなり、本社移転を決めた。都市部への移転により、優秀な人材の獲得やビジネス接点の拡大を図る狙いがあるとみられる。
大阪圏では近年、大企業の都心部への本社移転が相次いでいる。2026年にはコクヨが90年ぶりに本社をグラングリーン大阪へ移転するほか、クボタやエア・ウォーターも同エリアへの本社移転を予定している(参考記事:梅田・グラングリーン大阪へ90年ぶり本社移転 コクヨ)。各社に共通するのは「優秀な人材の獲得」や「アクセス向上」を移転理由に挙げている点である。
移転概要
事業主:シャープ株式会社
移転時期:2026年3月16日
移転元:大阪府堺市堺区匠町1番地(シャープ堺工場内)
最寄駅:南海本線「堺」駅からバス約12分
移転先:大阪府大阪市中央区久太郎町2-1-25(JTBビル)
最寄駅:大阪メトロ中央線・堺筋線「堺筋本町」駅 徒歩1分
竣工:2002年
規模:地上14階
延床面積:約4,896坪