事業拡大のため本社移転、Hubble
株式会社Hubbleは、契約業務・管理クラウドサービス「Hubble(ハブル)」の提供拡大と組織成長への対応を目的に、8月18日より本社を東京都渋谷区の「渋谷プロパティータワー」へ移転した。
新オフィスはJR「渋谷」駅新南口から徒歩約7分の立地にあり、利便性と拠点機能の両面で強化を図る。今回の移転は、事業拡大や組織成長に対応する基盤整備の一環であり、生成AI活用を含む次世代プロダクト開発を見据えた戦略的判断と位置付けられる。
HubbleはこれまでにシリーズBラウンドで累計約15億円を調達しており、2024年12月に7億円、2025年7月に8億円を確保した。資金は生成AI技術の応用やUX改善、カスタマーサクセス・導入支援体制の拡充に投じられ、契約実務における高度な支援を可能にしている。同シリーズは2025年8月時点で600社以上に導入されており、大企業からスタートアップまで幅広い層に利用される実績を持つ。また、同社は2025年7月に契約AIエージェント「Contract Flow Agent(CFA)」構想を発表し、契約書レビューや合意形成の場面で次のアクションを提示する仕組みを構想段階から明確にしている。
移転概要
移転時期:2025年8月18日
移転元:いちご恵比寿西ビル(東京都渋谷区恵比寿西2-7-3)
移転先:渋谷プロパティータワー(東京都渋谷区東1-32‑12)
移転先物件概要
竣工:1990年12月
規模:地上15階/地下2階
延床面積:約7,153坪
基準階面積:約287坪
天井高:2,530〜2,550mm
エレベーター:6基