estie 不動産情報ポータル
estie 不動産情報ポータル

茨城・猿島郡にマルチテナント型物流施設を竣工、日本GLP

茨城・猿島郡にマルチテナント型物流施設を竣工、日本GLP

日本GLP株式会社は2025年6月19日、茨城県境町でマルチテナント型物流施設「GLP境古河Ⅰ」の竣工を発表した。圏央道境古河ICから約0.4kmに立地し、敷地約1万2,700坪に地上4階・延床約2万5,533坪を載せたランプ型倉庫である。

1階は低床バースと床荷重2t/㎡の重量物対応区画、2階は最小約740坪の小割区画、3・4階には最大天井高7m区画を設け、多様なTC・DCニーズに応える。竣工前にオオサカデリバリー、KURUKURUなど計3社と賃貸借契約を締結済みで、稼働率の早期安定を図る。

日本GLPは隣接地で「GLP境古河Ⅱ」を計画しており、2棟合計延床約4万9,300坪へ拡大する構想だ。屋上受変電設備・非常用発電機・太陽光発電を備え、CASBEEとZEBの同時認証取得を目指すなどESG対応を前面に打ち出す。

本計画は猿山・蛇池地区開発事業の第一弾で、境町は2棟稼働時に約400人の雇用創出を見込む。大型物流施設の新規供給が限られる北関東マーケットで、IC至近という希少性と施設規模を武器にハブ機能を強化し、首都圏外縁からの広域配送需要を取り込む戦略である。

物件概要

  • 物件名称:GLP境古河Ⅰ

  • 事業主:日本GLP株式会社

  • 所在地:茨城県猿島郡境町大字蛇池字西原748

  • アクセス:首都圏中央連絡自動車道 境古河ICから0.4km

  • 建物規模:地上4階、耐震S造

  • 延床面積:約25,533坪

  • 着工:2023年12月

  • 竣工年月:2025年5月

estie 不動産情報ポータルへの記事掲載をご希望の方はお問い合わせください。

日本GLP株式会社 のリリース・記事