虎ノ門のオフィスビルを取得 サンフロンティア不動産
サンフロンティア不動産は、東京都港区虎ノ門三丁目に所在する中小オフィスビル「虎ノ門豊澄ビル」を取得した。売主はアックス・メアリー。
物件は神谷町駅から徒歩3分の立地。鉄骨鉄筋コンクリート造6階建てで、1987年3月竣工。延床面積は約95坪。1階は店舗、2〜6階は事務所として利用されている。
サンフロンティア不動産は都心5区における中小規模オフィスビルのバリューアップ再生事業を主軸としており、2001年からの累計再生件数は512件、販売総額は約6,280億円に達する。本物件も同様の再生案件として取得したとみられる。同社は2025年2月にも千代田区神田須田町で築古の小規模オフィスビルを取得しており、都心での仕入れを積極化している(参考記事:神田須田町で小規模築古ビルを取得、サンフロンティア不動産)。2025年3月期は物件仕入額507億円・売上高1,031億円・経常利益204億円といずれも過去最高を記録。2026年3月期も物件仕入が目標550億円に対しQ1時点で約360億円と好調で、通期では売上高1,170億円・経常利益225億円を見込む。
虎ノ門エリアでは2025年2月に「虎ノ門アルセアタワー」(38階建て、オフィス床面積約33,500坪)が竣工するなど大規模再開発が進行し、国際ビジネス拠点としての機能強化が進む。一方、都心オフィス市場では大型ハイグレードビルへの需要集中と既存ビルの二極化が顕著となっており、築古・中小ビルの再生によるバリューアップ需要は拡大傾向にある。国土交通省も令和6〜7年度に中小ビルのバリューアップ改修を促進するモデル調査事業を実施しており、老朽不動産の更新は政策的にも後押しされている。
物件概要
物件名称:虎ノ門豊澄ビル
買主:サンフロンティア不動産株式会社
売主:株式会社アックス・メアリー
所在地:東京都港区虎ノ門3-22-11
最寄駅:東京メトロ日比谷線「神谷町」駅 徒歩3分、都営三田線「御成門」駅 徒歩5分
竣工年月:1987年3月
規模:地上6階(構造:鉄骨鉄筋コンクリート造)
面積:延床面積 約95坪