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京都伏見で都市型物流施設開発、阪急阪神不動産

京都伏見で都市型物流施設開発、阪急阪神不動産

阪急阪神不動産は2025年5月、京都市伏見区において物流施設「ロジスタ京都伏見」の新築工事に着手した。地上4階建て、延床面積約3,400坪の本施設は、京都市街地にほど近い都市型物流拠点として開発され、竣工は2026年7月末を予定している。

本施設は、名神高速道路「京都南IC」から約5.9km、第二京阪道路「伏見IC」から約6.4kmの距離に位置し、関西広域への配送に加え、京都市中心部へのラストワンマイル配送にも高い利便性を有する。都市部における1,500坪規模の開発用地は希少性が高く、機能性と柔軟性を兼ね備えた効率的な物流拠点としての役割が期待される。

構造はボックスタイプ、倉庫スペックとしては、1.5t/㎡の床荷重、天井高5.5m、柱間11.6m×11.3mを確保し、テナントの多様な運用に対応できる。また、トラックドライバー用の休憩室や従業員向けのラウンジも整備され、快適な就労環境にも配慮している。阪急阪神不動産はこれまでにも「ロジスタ京都上鳥羽」「ロジスタ豊中」など関西圏を中心に複数の物流施設を手がけており、今回の「ロジスタ京都伏見」が有する京都市街地から約12kmという立地優位性は、小口配送やEC対応物流の拠点として競争力を持つ。

物件が所在する伏見区久我は、住宅地と準工業地域が混在するゾーンであり、名神高速・第二京阪道路へのアクセス性を背景に、中小規模の物流施設の供給事例も散見され、今後の開発余地が注目されるエリアである。久我橋通や国道171号といった幹線道路も近接しており、トラック輸送に適した交通環境が整っている点はテナント誘致における大きなアドバンテージとなる見込みだ。

施設概要

  • 名称:ロジスタ京都伏見

  • 事業主:阪急阪神不動産株式会社

  • 所在地:京都府京都市伏見区久我西出町7番4他

  • 最寄IC:名神高速道路「京都南IC」 約5.9km、第二京阪道路「伏見IC」 約6.4km

  • 敷地面積:約1,500坪

  • 延床面積:約3,400坪

  • 構造規模:S造・地上4階

  • 施設タイプ:ボックスタイプ(地上バース・垂直搬送型)

  • 竣工予定:2026年7月末

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