インドネシア・ジャカルタ近郊で複合都市開発に着手、住友林業

住友林業は8月6日、インドネシアの不動産開発大手シナルマス・ランドと共同で、ジャカルタ近郊ボゴール県グヌン・プトゥリ郡における開発に着手した。開発主体は住友林業子会社とシナルマス・ランド系企業から構成される合弁会社 PT. Kurnia Sinergi Mas となる。

計画地は大規模都市開発「コタ・ウィサタ」に隣接する約473,412坪で、戸建分譲約3,800戸と店舗併用住宅約300戸の計約4,100戸を段階供給する計画である。総事業費は約137,000百万円に上り、年内に販売を開始し、2041年の完売・引渡完了を目指す。ジャカルタ中心部から南東約25kmの郊外に位置し、商業施設や学校、スポーツクラブ等の誘致により生活利便性を一段と高める。環境面では一部施設の木造化を進め、建築環境認証EDGEの取得を目標とする。

住友林業は2017年の同国参入以降、累計5プロジェクト・総供給予定約2,100戸の住宅開発を進める中で、本件は同国最大規模の不動産開発となる。

案件概要

• 名称：ジャカルタ近郊タウンシップ開発（コタ・ウィサタ隣接）

• 事業主：PT. Kurnia Sinergi Mas（出資：PT. Kurnia Subur Permai 51%／PT. Sumitomo Forestry Indonesia 49%）

• 所在地：インドネシア・西ジャワ州ボゴール県グヌン・プトゥリ郡

• アクセス：主要幹線 JORR2 経由でジャカルタ中心部へ車約40分

• 規模：戸建分譲約3,800戸、店舗併用住宅約300戸、商業用地約110区画

• 面積：敷地面積約473,412坪

• 着工：2025年8月