JR西日本不動産開発、梅田と目黒で初のサービスオフィス2棟を着工 — 2026年冬開業へ

JR西日本不動産開発は2025年6月、大阪市北区芝田2丁目と東京都品川区上大崎2丁目で、サービスオフィスを核とする小規模オフィス2件の新築工事に着手した。両案件とも2026年冬の開業を予定する。
同社がサービスオフィス業態に参入するのは今回が初めて。低層部に打合せ・リフレッシュ用ラウンジを設け、上層部には家具・通信環境付きの個室執務空間を配置。常駐スタッフ・共有会議室も備え、成長企業や短期プロジェクトが即日利用できるフレキシブルオフィスを目指す。
同社はこれまで金沢・新大阪などで中・大規模オフィスを展開してきたが、働き方の多様化に合わせて可変性の高い商品ラインアップを拡充する方針。梅田と目黒に旗艦を設けることで、西日本と首都圏の双方でブランド認知を高め、今後のサービスオフィス展開を加速させる考えだ。
案件概要
名称:(仮称)芝田二丁目開発
所在地:大阪市北区芝田二丁目67番1
最寄駅:大阪メトロ 御堂筋線「梅田」駅 徒歩約4分/JR「大阪」駅 徒歩約7分
敷地面積:約142坪
延床面積:約920坪
規模:地上8階
着工:2025年4月
竣工:2026年冬(予定)
名称:(仮称)JR目黒駅前オフィス開発
所在地:東京都品川区上大崎二丁目559番1
最寄駅:JR山手線/東急目黒線/東京メトロ南北線/都営三田線「目黒」駅 徒歩約3分
敷地面積:約114坪
延床面積:約676坪
規模:地上10階
着工:2025年6月
竣工:2026年冬(予定)