新横浜のオフィスビルを92億円で取得 日本都市ファンド投資法人

日本都市ファンド投資法人は2026年9月30日、横浜市港北区のオフィスビル「Attend on Tower」の信託受益権を取得すると発表した。同日に売買契約を結び、10月30日に取得する予定。取得予定価格は92億円で、鑑定評価額(106億円)を約13%下回る。取得先は国内の特定目的会社で名称は非開示だが、9月30日時点の信託目録上の受益者は特定目的会社Bryanとなっている。
物件は「新横浜」駅から徒歩約7~8分に位置する。2009年に竣工した地上18階・地下1階建てで、基準階面積は約146坪。2020~2021年にはリノベーションを実施した。同投資法人は、1980年代後半から90年代前半に竣工したビルが多い新横浜エリアでは相対的に築年が浅いことから、競争力が高いと判断した。
2026年6月末時点のテナント数は18社で、稼働率は100%。同投資法人によると、テナントの約70%を半導体関連企業が占める。新横浜は東海道新幹線で全国の主要都市と結ばれ、神奈川県内の製造・研究開発拠点にも近く、半導体関連企業の集積が進んでいるとしている。
確定済みの賃料増額を反映したNOI利回りは4.1%。同投資法人は、同物件の平均賃料単価がマーケット賃料水準や直近の成約賃料単価を10%超下回っているとし、契約更改やテナント入れ替え時の段階的な賃料増額で、NOI利回りを中期的に4.5%、長期的に4.8%に高めることを目指す。
物件概要
- 名称:Attend on Tower(取得後の名称:JMFビル新横浜01)
- 買主:日本都市ファンド投資法人
- 売主:非開示(国内の特定目的会社/信託目録上の受益者:特定目的会社Bryan〈2026年9月30日時点〉)
- 取得対象:不動産信託受益権
- 取得予定価格:9,200百万円
- 鑑定評価額:10,600百万円(価格時点:2026年9月1日、シービーアールイー株式会社)
- NOI利回り:4.8%(鑑定NOIベース)
- 契約締結日:2026年9月30日
- 取得予定日:2026年10月30日
- 所在地:神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目8-12
- 最寄駅:JR東海道新幹線・横浜線、横浜市営地下鉄ブルーライン、相鉄新横浜線、東急新横浜線「新横浜」駅 徒歩約7~8分
- 竣工:2009年4月
- 規模:地上18階/地下1階(鉄骨・鉄骨鉄筋コンクリート造)
- 用途:事務所・駐車場
- 面積:敷地面積 約411坪/延床面積 約3,832坪/基準階面積 約146坪
- テナント数:18(2026年6月末時点)
- 稼働率(面積ベース):100%(2026年6月末時点)
- 設計:株式会社入江三宅設計事務所
- 施工:株式会社大林組
- 信託受託者:三井住友信託銀行株式会社(予定)