兵庫・川西市に国内最大級のマルチ型物流施設を竣工、ESR

ESRは2025年6月3日、兵庫県川西市で推進する国内最大級の物流施設開発プロジェクト「ESR川西ディストリビューションセンター」において、2棟目となる「ESR川西ディストリビューションセンター1(川西DC1)」の竣工を発表した。総延床約36,148坪を誇る地上6階建・免震構造のマルチテナント型施設で、1〜3階には既にミスミの入居が決定している。
本プロジェクトは総敷地面積15万2,848坪有し、ESRが手掛ける開発としては過去最大規模。全国38件目、関西圏では7件目の案件に位置付けられ、京阪神エリア全域を射程に収める広域物流ハブとして整備された。施設は川西市北部・舎羅林山北側に立地し、新名神高速道路「川西IC」から約3.9kmと至近。国道173号線に面し、阪神高速道路や中国自動車道を介して大阪市街地、神戸市、京都市へのアクセスに優れるほか、能勢電鉄妙見線「一の鳥居」駅から徒歩2分と公共交通の利便性も高い。新名神全線開通により、さらなる物流効率の向上も期待される。
川西市との協働を通じて未利用地を再開発する本プロジェクトは、地域に新たな雇用と機能をもたらし、周辺エリアの活性化にも寄与すると見込まれる。
施設概要
名称:ESR川西ディストリビューションセンター1
事業主:ESR株式会社
所在地:兵庫県川西市東畦野字長尾1-444
最寄駅:能勢電鉄妙見線「一の鳥居」駅 徒歩2分
建物規模:地上6階建・PCaPC造・免震構造
敷地面積(DC1):19,016坪
延床面積(DC1):36,148坪
着工:2023年10月1日
竣工:2025年5月31日