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品川のデータセンターを売却、前橋の工場を取得 産業ファンド投資法人

品川のデータセンターを売却、前橋の工場を取得 産業ファンド投資法人

産業ファンド投資法人は2026年8月17日、品川区二葉二丁目の「IIF品川データセンター」を95億円で売却し、群馬県前橋市の「IIF前橋マニュファクチュアリングセンター」を80億円で取得することを決定した。品川の物件は国内事業会社へ譲渡し、2027年1月と2月の2回に分けて引き渡す。前橋の物件は自動車空調用コンプレッサーを手掛けるサンデンから取得する。取得予定日は2026年10月1日。

「IIF品川データセンター」は、同投資法人が2012年から保有するデータセンター。譲渡予定価格は、帳簿価格を約75%、鑑定評価額を約27%上回る。2027年1月に30%、同年2月に残る70%の共有持分を譲渡する。NOI利回りは約3.9%を見込む。

「IIF前橋マニュファクチュアリングセンター」は、現在の「サンデンフォレスト/赤城事業所」で、サンデンと、自動販売機やショーケースを製造・販売するグループ会社であるSDRSの基幹製造拠点。主要3棟の延床面積は約3万6,321坪で、2002~2006年竣工。サンデンは譲渡後も15年間の定期建物賃貸借契約に基づき利用を継続する。NOI利回りは7.8%を見込む。

同投資法人は、品川データセンターについて築37年が経過し、将来的に大規模な資本的支出が想定される一方、現行のマスターリース契約では賃料の上昇余地が限定的として売却を決定した。一方、前橋の物件では3年ごとに消費者物価指数(CPI)に連動して賃料を改定し、改定後の賃料が従前を下回らない仕組みを導入する。品川の売却資金もインフレ耐性強化に資する資産取得などに活用する方針で、今回の取得・譲渡を通じてポートフォリオの収益性とインフレ耐性の強化を図る。

譲渡物件概要

  • 名称:IIF品川データセンター
  • 売主:産業ファンド投資法人
  • 買主:国内事業会社(非開示)
  • 所在地:東京都品川区二葉二丁目9-15
  • 契約締結日:2026年8月17日
  • 譲渡予定日:2027年1月12日(共有持分30%)/2027年2月25日(共有持分70%)
  • 譲渡予定価格:9,500百万円
  • 帳簿価額:5,444百万円(2026年1月31日時点)
  • 鑑定評価額:7,480百万円(2026年1月31日時点、日本不動産研究所)
  • 鑑定NOI利回り:約3.9%
  • 竣工:1989年8月
  • 規模:地上4階(鉄骨鉄筋コンクリート造)
  • 面積:延床面積 約5,913坪

取得物件概要

  • 名称:IIF前橋マニュファクチュアリングセンター
  • 買主:産業ファンド投資法人
  • 売主:サンデン株式会社
  • 所在地:群馬県前橋市粕川町中之沢7-1
  • 契約締結日:2026年8月17日
  • 取得予定日:2026年10月1日
  • 取得予定価格:8,000百万円
  • 鑑定評価額:12,200百万円(2026年7月1日時点、日本不動産研究所)
  • 鑑定NOI利回り:7.8%
  • 償却後NOI利回り:6.6%
  • 竣工:建物1 2002年3月/建物2 2003年3月/建物3 2006年9月
  • 規模:建物1 地上2階(鉄骨造)/建物2 地上1階(鉄骨造)/建物3 地上1階(鉄骨造)
  • 用途:建物1 工場・事務所/建物2 工場/建物3 倉庫
  • 面積:敷地面積 約194,767坪/延床面積 約36,321坪
  • テナント数:2
  • テナント:サンデン株式会社/SDRS株式会社
  • 稼働率:100.0%
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