サービスログイン

estie
estie

第一三共、三井不動産等が進める日本橋再開発C街区に本社移転

第一三共は2025年5月28日、現本社(東京都中央区日本橋本町)を2027年秋に三井不動産と野村不動産が進める日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業C街区の超高層複合ビルへ移すと発表した。社員中心の機能性向上とグローバル化対応を狙い、コミュニケーションと生産性を高める次世代オフィスを構築する。

C街区は銀座線・東西線・浅草線「日本橋」駅直結、延床11万坪強、地上52階の日本橋最大級ミクストユースで、国内で進行する再開発案件の中でもトップクラスの大規模開発だ。屋外スカイガーデンやMICE施設、ウォルドーフ・アストリア東京日本橋も併設し、竣工は2026年3月を予定している。

オフィス区画は低層部(10~20階)が1フロア約1,900坪、高層部(22~38階)が1,300坪といずれもエリア最大級のフロアプレートになる見込みだが、同社の移転先フロアはまだ公表されていない。同社の他には野村證券、バンクオブアメリカが本物件へ移転する旨既に発表をしている。

第一三共は2030年ビジョンの実現へ向け、安全で健康的な労働環境と多様な働き方を推進しており、本社集約によりBCP強化とブランド発信拠点の拡充を図る。

移転概要

  • 移転時期:2027年秋(予定)

  • 移転元:第一三共本社ビル(東京都中央区日本橋本町3-5-1)

  • 移転先:日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業C街区(東京都中央区日本橋1丁目30他)

  • 竣工:2026年3月(予定)

  • 規模:地上52階/地下5階

  • 延床面積:約111,532坪

estie 不動産情報ポータルへの記事掲載をご希望の方はお問い合わせください。