静岡市の事業用底地を8.5億円で譲渡 東海道リート投資法人
東海道リート投資法人は2026年9月29日、静岡市駿河区の「静岡マシンヤード(底地)」の信託受益権を譲渡すると発表した。同日に売買契約を結んだ。譲渡予定価格は8億5,100万円で、準共有持分49%を2027年1月27日に、残る51%を2月19日に引き渡す予定だ。譲渡先は国内の事業会社で、社名は開示していない。
物件は、JR東海道本線「静岡」駅の南方約3.2kmに位置する、敷地面積約1,882坪の準工業地域の土地。事業用定期借地権を設定して1社に賃貸しており、稼働率は100%。
同投資法人は同物件を2022年1月に6億円で取得した。譲渡予定価格は鑑定評価額(7億3,000万円)を約17%上回る。譲渡益は2027年1月期に9,800万円、同年7月期に1億200万円を見込み、譲渡予定価格に対する鑑定NOI利回りは約4.2%。
同投資法人によると、同物件は長期固定の定期借地契約により安定したキャッシュフローを生んできたが、インフレ環境下では今後の内部成長の余地が限られることから、含み益を実現させることにした。譲渡で得た資金は分配金に充てるほか、金利上昇への耐性を高めるため借入金の返済に充てる。本取引後の資産規模(匿名組合出資を含む)は741億円となり、同投資法人は1,000億円への拡大を目標に掲げている。
譲渡物件概要
- 名称:静岡マシンヤード(底地)
- 売主:東海道リート投資法人
- 買主:非開示(国内の事業会社)
- 譲渡対象:不動産信託受益権
- 譲渡予定価格:851百万円(第1回416百万円/第2回434百万円)
- 鑑定評価額:730百万円(価格時点:2026年7月31日、大和不動産鑑定株式会社)
- 鑑定NOI利回り(譲渡予定価格ベース):約4.2%
- 想定帳簿価格:612百万円
- 取得価格:600百万円(2022年1月31日取得)
- 契約締結日:2026年9月29日
- 譲渡日:第1回(準共有持分49%)2027年1月27日(予定)/第2回(準共有持分51%)2027年2月19日(予定)
- 媒介:ヨシコン株式会社
- 所在地:静岡県静岡市駿河区西脇字上新田148-1(地番)
- 交通:JR東海道本線「静岡」駅 南方約3.2km
- 用途地域:準工業地域
- 面積:敷地面積 約1,882坪
- 賃貸借:事業用定期借地権設定契約
- 信託受託者:三井住友信託銀行株式会社