事業・組織拡大に伴い名古屋支店を拡張移転、ボルテックス
ボルテックスは、事業拡大と人員増強に対応するため名古屋支店を伏見駅徒歩3分の「名古屋伊藤忠ビル」に移転し、2025年6月16日に稼働を開始した。同社はこれまで「名古屋三井ビルディング新館」を拠点としていたが、新オフィスではより広い賃借面積を確保。フリーアドレス化や個室ブースの増設により、部門横断的なコミュニケーションとDX推進を図る。
移転先の「名古屋伊藤忠ビル」は地上9階の中規模オフィスで、OAフロア、個別空調、エレベーター4基を備える。丸の内・伏見エリアは金融・行政機関が集積し、名古屋駅や栄へのアクセスも良好で、採用競争力と顧客接点の双方を高める立地である。
ボルテックスは都心の中規模ビルをフロア単位で分譲する「区分所有オフィス®」を軸に、不動産小口化商品の「Vシェア®」や在籍型出向サービス「Vターンシップ®」を展開。2024年3月期連結売上高は819.34億円、経常利益は86.84億円と過去最高を更新した。2014年に名古屋支店を開設して事業を行ってきた同社だが、今回の増床により東海圏での営業体制を強化し、区分所有オフィス®やVシェア®の提案機会拡大を図ると見られる。
移転概要
移転時期:2025年6月16日
移転元:名古屋三井ビルディング新館(名古屋市中村区名駅南1-24-20)
移転先:名古屋伊藤忠ビル(名古屋市中区錦1-5-11)
移転先物件概要
竣工:1981年2月
規模:地上9階/地下2階
延床面積:約5,411坪
基準階面積:約434坪
天井高:2,600mm
空調:個別空調
OAフロア:有
エレベーター:4基