墨田区東向島のマンションを取得 RMパートナーズ
RMパートナーズは2026年3月、墨田区東向島五丁目の賃貸住宅「IMPROVE東向島」の不動産信託受益権を取得した。売主は特定目的会社レジプロパティーズツー。
物件は東武伊勢崎線「東向島」駅から徒歩4分、京成押上線「八広」駅から徒歩12分に位置する。1989年竣工の地上12階建てで、1R/1Kの55戸で構成される。
本物件は新築時、リクルートフロムエーが所有していた。2000年に信託され、2010年に信託財産の引継ぎによって野村不動産レジデンシャル投資法人(2015年に野村不動産マスターファンド投資法人へ承継)の所有となった。2022年10月には、レジプロパティーズツーが信託受益権を取得。RMパートナーズは信託受益権としてこれを取得し、同日付で信託登記を抹消して所有権として登記している。
東向島駅徒歩5分圏内・1R/1Kの賃貸住宅の平均募集賃料を築年数別にみると、2026年8月までの3年間で、築10年以内は約17%、築10~20年は約14%上昇した一方、築20年以上は約4%の上昇にとどまった(「estie レジリサーチ」をもとに編集部にて調査)。築古物件でも、改修によって築浅物件と競える水準に引き上げられれば、上昇が続く築浅物件の賃料帯を取り込める余地があるとみられる。

売主のレジプロパティーズツーは、双日とゴールドマン・サックスが共同出資して設立した双日レジデンシャルパートナーズが運用するとみられる特定目的会社。双日レジデンシャルパートナーズは国内主要都市の賃貸住宅を対象に、取得後3〜5年かけてバリューアップした上で売却する事業モデルを掲げる。本物件も2022年10月の取得から約3年4カ月での売却となった。
買主のRMパートナーズは、不動産開発・リノベーション・仲介事業を展開し、本物件は同社HP上で売却中の物件として公開されている。同社は2025年4月に江東区亀戸の「イワハナビル」を取得し、同年12月に売却するなど短期での売買実績ももつ(参考記事:亀戸駅至近の事務所ビルを取得、RMパートナーズ)。
物件概要
- 名称:IMPROVE東向島
- 買主:株式会社RMパートナーズ
- 売主:特定目的会社レジプロパティーズツー
- 取得対象:不動産信託受益権(取得と同日付で信託登記を抹消)
- 取得日:2026年3月2日
- 所在地:東京都墨田区東向島五丁目19-14
- 最寄駅:東武伊勢崎線「東向島」駅 徒歩4分/京成押上線「八広」駅 徒歩12分/京成押上線「京成曳舟」駅 徒歩12分
- 竣工:1989年9月
- 規模:地上12階(鉄骨鉄筋コンクリート造)
- 用途:共同住宅
- 総戸数:55戸
- 間取り:1R/1K
- 面積:延床面積 約409坪