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福岡県糟屋郡でマルチテナント型物流施設着工、西部ガス都市開発

福岡県糟屋郡でマルチテナント型物流施設着工、西部ガス都市開発

西部ガス都市開発は2025年7月1日、九州リースサービス系ケイ・エル・アイおよびFFG系リージョナルインベストメント福岡と組成したSPCを通じ、物流施設「N-base 福岡新宮」を着工した。構造はSRC造地上5階で延床面積は約21,300坪、竣工は2027年春を予定する。

太陽光発電と非常用発電を実装し、nearly ZEBおよびCASBEE Aランクを目指す環境配慮型プロジェクトとなる。 福岡都市高速「香椎東ランプ」と九州自動車道「古賀IC」からいずれも車で約10分とアクセスに優れ、博多港・福岡市内配送と九州広域配送の双方をカバーする立地特性を備える。約8,470坪の敷地に汎用レイアウトを採用し、複数テナントの同時入居が可能。

西部ガス都市開発は1971年設立、西部ガスホールディングス100%子会社で、本社は福岡市博多区。2025年3月期売上高11,000百万円。不動産、物流、商事、スポーツ健康の4事業を展開し、ガスエネルギーに次ぐグループの収益柱として不動産投資・開発を拡大している。同社グループは中期経営計画「ACT2027」で非エネルギー領域の収益拡大を掲げており、本件は同社初のSPC活用開発となる。新たな不動産事業領域への本格的な参入を果たすとともに、安定的な収益確保と利益の最大化を目指す。

物件概要

  • 名称:N-base 福岡新宮

  • 事業主:西部ガス都市開発株式会社

  • 所在地:福岡県糟屋郡新宮町大字的野萱原755-1

  • 最寄IC:九州自動車道 古賀IC 約3.5km

  • 規模:地上5階

  • 面積:延床面積 約21,300坪

  • 着工:2025年7月1日

  • 竣工:2027年春

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