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大阪で「PMO EX本町」が竣工、野村不動産 ー 2025年は過去最大となる面積供給を予定

野村不動産は2025年4月、御堂筋と本町通が交差する大阪ビジネス中心地で中規模ハイグレードオフィス「PMO EX本町」を竣工した。

Osaka Metro本町駅徒歩3分、堺筋本町駅徒歩4分の結節性を備え、延床約4,268坪・基準階約233坪とPMOシリーズ最大クラスの規模を確保しつつ、フロア分割による面積調整に応える「EX」サブブランド仕様を採用。免震構造や非常用発電72時間対応など大規模ビル同等のBCP性能を実装し、入居者専用ラウンジ「HUMAN FIRST SALON」を併設して多様な働き方を支援する。 堺筋本町~船場エリアでは老朽中小ビルの建替えが進むが、ワンストップで約200坪超のハイグレードフロアを賃借できる物件は希少であり、業容拡大と環境配慮を重視する成長企業の需要を取り込む狙いだ。

PMOブランドは2008年に第一号(日本橋本町)をリリースして以降、2020年までに東京エリアで累計40棟近く供給。2021年の「PMO EX新大阪」を皮切りに関西展開を加速し、「PMO四ツ橋本町」(22年3月竣工)、「PMO EX淀屋橋」(22年10月竣工)を投入、2025年7月には「PMO EX梅田」の竣工を予定する。

首都圏でも「PMO銀座Ⅱ」(2023年10月竣工)といった供給が続き、直近ではEXサブブランドによる面積可変性と地方中枢都市への展開で供給ボリュームを維持している。建築費の高騰が叫ばれる市況においても、2025年は東京都内で目黒・市ヶ谷・大門等での建設が予定されており、延床面積ベースで過去最大の供給となる見込みだ。(「estie オフィスリサーチ」を元に編集部にて調査)

同社は「EX」ブランドを関西エリアで積極的に展開し、周辺でのH¹O(小規模サービスオフィス)とのクロスセリングを通じてテナントのステージ移行に対応し、ポートフォリオ収益の最大化を狙う。

物件概要

  • 名称:PMO EX本町

  • 事業主:野村不動産株式会社

  • 所在地:大阪府大阪市中央区本町3丁目1-15

  • 最寄駅:Osaka Metro御堂筋線「本町」駅徒歩3分/堺筋線「堺筋本町」駅徒歩4分

  • 建物規模:地上14階・地下1階

  • 延床面積:約4,268坪

  • 総貸床面積:約2,710坪

  • 基準階面積:約233坪

  • 着工:2023年4月

  • 竣工:2025年4月

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