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VRプロダクトを提供するInstaVR、事業拡大に伴いPMO池袋へ移転

VRプロダクトを提供するInstaVR、事業拡大に伴いPMO池袋へ移転

VRとAIを用いた人材育成DXソリューションを手がけるInstaVR(東京都港区)は、2025年6月1日、本社を赤坂の「アークヒルズフロントタワー」から東池袋の野村不動産「PMO池袋」へ移転する。オフィス面積は従来比で約2倍に拡大し、急拡大する開発・営業人員の受け皿を確保する構えだ。

InstaVRは独自の“100倍速VR化”技術でVR研修コンテンツを高速生成するSaaS「InstaVRエンタープライズ」を主軸に、表情・音声解析エッジAIを組み込んだ笑顔・発声トレーニング端末「スマイルくん」を展開し、小売やサービス業を中心に国内外の人材育成DXを支援するスタートアップである。

今回の移転先である「PMO池袋」は2023年5月竣工とまだ新しく、基準階約92坪の地上12階建て。PMO標準の天井高2,800mmを備え、高効率個別空調とOAフロアを標準装備し、機械式8台の駐車場も有する。

同社はその事業特性上、BCP強化を移転先選定において重視した。「PMO池袋」は新耐震基準の1.5倍に相当するI類構造と5段階セキュリティにより、事業継続性の観点で顧客への安心感を提供することができる。同社はセキュアな通信環境と最新スペックの執務空間を活用し、主力製品「InstaVRエンタープライズ」や音声表情分析AI端末「スマイルくん」の機能拡張を加速させる狙いだ。

2015年設立の同社は、VRオーサリングとAI解析を組み合わせた研修プラットフォームを提供し、ファミリーマートやイオンリテールなど大手小売の教育効率を改善してきた。J-Startup選定企業であり、累計24.5億円の資金調達を背景に海外案件への対応も広げる計画だ。

移転概要

  • 移転時期:2025年6月

  • 移転元:アークヒルズフロントタワーRoP(東京都港区赤坂2-23-1)

  • 移転先:PMO池袋(東京都豊島区東池袋1-25-6)

  • 移転先物件概要

    • 竣工:2023年5月

    • 規模:地上12階

    • 面積:延床面積 約1,294坪、基準階面積 約92坪

    • 天井高:2,800mm

    • 空調:個別空調

    • OAフロア:有

    • エレベーター:2基

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