恵比寿の物件を売却、日本の保有物件0に Starhill Global REIT
シンガポール証券取引所に上場するStarhill Global REITは2026年10月9日、東京都渋谷区恵比寿南一丁目の店舗・事務所ビル「Ebisu Fort」を62億円で売却した。買主は明らかにしていない。同REITが日本で保有していたのは本物件のみで、今回の売却で日本の保有物件はなくなった。
物件はJR「恵比寿」駅から徒歩7分に位置する。2007年竣工の地上5階・地下2階建てで、基準階面積は約79坪。2026年6月末時点の稼働率は100%で、コンビニエンスストアやゴルフスクールなど6テナントが入居している。
譲渡価格は、2026年6月30日時点の鑑定評価額40億3,000万円を53.8%上回る。2026年6月期の実績NOIに基づく譲渡価格ベースの利回りは2.4%。売却資金は円建て借入金の返済などに充てる。
同REITは2007年、本物件を含む東京の7物件を取得した。2013年の「Roppongi Primo」を皮切りに、「Holon L」「Roppongi Terzo」「Harajyuku Secondo」「Nakameguro Place」と売却を進め、2023年1月には「Daikanyama」を売却していた。
売却後の同REITのポートフォリオは、シンガポール、オーストラリア、マレーシア、中国の8物件で、評価額は約27億シンガポールドル(約3,300億円)となる。
譲渡物件概要
- 名称:Ebisu Fort
- 売主:Starhill Global Real Estate Investment Trust
- 買主:非開示
- 譲渡価格:6,200百万円
- 鑑定評価額:4,030百万円(2026年6月30日時点、CBRE K.K.)
- 譲渡価格に対する純収益利回り:2.4%(2026年6月期の純収益ベース)
- 譲渡日:2026年10月9日
- 所在地:東京都渋谷区恵比寿南一丁目24-2
- 最寄駅:JR山手線・埼京線・湘南新宿ライン「恵比寿」駅 徒歩7分
- 竣工:2007年9月
- 規模:地上5階/地下2階(鉄骨造)
- 用途:店舗/事務所
- 面積:基準階面積 約79坪/賃貸可能面積 約529坪
- 稼働率:100%(2026年6月30日時点)
- テナント数:6(2026年6月30日時点)