販促DXのインパクトホールディングス、本社をアーク森ビルへ移転 ー グループ横断の共創を促進
エンタメ領域で販促DX事業を営むインパクトホールディングス株式会社(以下、インパクトHD)は2025年5月、東京都渋谷に所在する「東建インターナショナルビル」から赤坂の「アーク森ビル」に本社機能を移転した。第二創業期を掲げる同社は新拠点にて、部門横断の協働とイノベーション創出を加速させる考えだ。
2004年創業のインパクトHDは、販促支援やIoT機器開発、マーケティングリサーチなど多様な事業を展開してきたが、直近数年はM&Aと新規事業開発を通じて事業領域を拡大し、現在は8社体制のグループへと成長している。同社は「第二創業期」を迎えたタイミングで本社移転を決断。多拠点に分散していた機能を統合してコミュニケーションの活性化を図る他、顧客向けにサービスや製品実機の体験が可能なショールーム(Impact Innovation Center)を新設する。
移転先の「アーク森ビル」は、アークヒルズの中核を成す地上37階・地下4階、延床約55,004坪の大規模オフィス。六本木一丁目駅徒歩2分、溜池山王駅徒歩4分と複数路線が利用可能で、国際色豊かなビジネス街・虎ノ門〜赤坂エリアへのアクセス利便性が高い。
森ビルはアークヒルズ全体で段階的なリニューアルを推進しており、赤坂・虎ノ門エリアは国際ビジネス拠点としてさらなる高度化が見込まれる。今回の本社移転は、そうした街づくりの進展と歩調を合わせる形で、エリア価値の向上を後押しする一手となりそうだ。
移転概要
移転時期:2025年5月12日
移転元:東建インターナショナルビル(東京都渋谷区渋谷2-12-19)
移転先:アーク森ビル(東京都港区赤坂1-12-32 23F)
移転先物件概要
竣工:1986年3月(2005年リニューアル)
規模:地上37階/地下4階
延床面積:約55,004坪
基準階面積:約929坪
天井高:2,590 mm
空調:セントラル方式
OAフロア:有
エレベーター:32基