デスクトップパネルでオフィスの飛沫防止対策をしよう!【集中スペースにも最適】

  • 2021/01/28

目次

  1. 飛沫防止対策に役立つデスクトップパネルとは?
  2. デスクトップパネルの役割
  3. デスクトップパネルの種類
  4. ファブリックタイプのパネルの効果とは?
  5. 最後に

オフィスでの飛沫防止対策、されていますか。

コロナ渦において、飲食店等でも、デスクの上に透明なパネルが置かれていることも目にすることが増えたように思えます。

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出典:https://designers-office.jp/column/office/page/index.php?id=1076

写真のようなパネルを置く等の対応も、一つの飛沫防止対策といえます。今回は、飛沫防止対策にもなる、パネルのことをお伝えしたいと思います。

飛沫防止対策に役立つデスクトップパネルとは?

2020年5月に緊急事態宣言が発令され、多くの会社はテレワークに移行しました。そこから徐々にオフィスに人が戻り、オフィス内での感染防止対策が必要となりました。

飛沫防止対策は、特に重要です。オフィスという限られたスペースでは、ソーシャルディスタンスを確保することは、難しいケースも多々あります。

そこで活躍するのがデスクトップパネルです。

隣の席、前の席との間に設けることで、飛沫対策が取れるため、ソーシャルディスタンスの確保ができな状況を解消することができます。

デスクトップパネルの役割

パーテーション

昨今、コロナ禍において、デスクトップパネルが飛沫防止対策として使用されることも多くなりましたが、飛沫対策以外にもオフィスでは重要な役割を果たしています。

昔からデスクトップパネルはオフィスの中で社員のパーソナルスペースの確保に一役買っていました。

例えば、日本のオフィスでは部署ごとに対向式レイアウトで人を集約し、スペースを効率的に活用することが一般的です。そのレイアウトで働いてみると、意外にも対面する人の視線や、机の上、仕草などが気になってきたりします。特に、各人のデスクが固定席の場合は、よりそういったことが気になってきます。

そうした時に、デスクトップパネルがその間を仕切り、仕事に集中する環境を作り出してくれます。

デスクトップパネルの種類

デスクトップパネルの種類は固定方法や素材によっていくつかに種類分けされます。

固定方法の種類

まず固定方法には

・クランプ式

・差し込み式

・置き型

の3種類があります。

机の天板の端にクランプでトップパネルを挟み込んで固定する方法をクランプ式といいます。クランプ式は様々な机に対応可能です。ただし、注意点としては、クランプで挟む部分が机に必要なので、机の端に挟むスペースがあるのかは事前に確認しておきましょう。

次に紹介するのは差し込み式の固定方法です。差し込み式はデスク本体やデスクの配線ユニットにパネルの脚をつくり、その足にパネルを差し込むタイプのトップパネルです。この方法はフリーアドレスデスクでよく使用されています。

最後に紹介するのは置き型のデスクトップパネルです。この方法が一番、手軽で簡易的です。サイズは様々なので会議室などの長机に間を仕切ったり、机の周囲を囲い、個人の集中スペースを作ったりと使い方は様々です。どんな机にも対応できるの利便性は非常に高いです。

置き型 アクリルパネル

一方で、固定するわけでは無いので、クラップ式や差し込み式と比較すると安定感は少し欠けてしまいます。

素材の種類

デスクトップパネル素材の種類はファブリック、スチール、アクリルの3種類があります。

・ファブリック・・・布地の素材でメモなどピン止め可能

・スチール・・・スチール素材でマグネットが使用できる

・アクリル・・・アクリル素材で半透明

そんなデスクトップパネルの中でもファブリックタイプのパネルに注目して、どんな効果があるのか見ていきましょう。

ファブリックタイプのパネルの効果とは?

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出典:https://designers-office.jp/column/office/page/index.php?id=1076

デスクトップパネルでは一般的には透明なタイプをよく目にしますが、その他に、防音効果も期待できるファブリックタイプ、すなわち布地でできたものもあります。

飲食店ではファブリックパネルを活用し横並びの席に多くのお客様をご案内されていることも見受けますね。

こういった飲食店では、透明なタイプをよく目にしますが、この他に、防音効果も期待できるファブリックタイプのものもあります。

透明なタイプには、アクリル製のものが多いですが、素材や厚み、構造も多様ですし、半透明のタイプもあります。

オフィスでは、顔の見えるコミュニケーションを求められるような、会議室のような場所では、透明なタイプが多く採用されています。

防音効果も期待できるファブリックタイプのパネルは、コロナ渦より前から、オフィスで使われることも増えてきていました。

なぜなら、簡単に目線も遮れて、外側の音が入ってくることとこちら側の音を外側へ通すこともある程度軽減できるためです。

ちょっとした個室のような空間を生むことができます。ファブリックタイプのパネルを使うことで他の人がいながらもちょっとした個室のような空間を生むことができます。例えば集中したい時や、WEB会議を行う時等に、活用されています。ほとんどのものは組立のない、折り畳みのタイプなため、持ち運びにも便利です。

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出典:https://designers-office.jp/column/office/page/index.php?id=1076

透明のタイプと同様に、収納もしやすいです。パネルを広げると、外側からは中で何をしているか分かりづらい、という点も生じますが、こうしたことは運用でカバーすることもできます。席を外すときは、パネルを畳んでおく、広げている時は「集中ブースとして使用している」「TV会議をしている」等のルールを作って、それを周知することも一つです。

このファブリックタイプのパネルは、デスクトップタイプだけでなく、半個室で、ブース型のタイプもあります。個室ではないため、特別な設備関係の工事も不要で、レイアウト変更や、移転時等の転用も容易です。更に1人用のものだけではなく、2名、4名等、複数人対応のものまであるため、会議室を設けることができない場合などにも採用することができます。

最後に

今回ご紹介したもの以外でも、飛沫防止対策としてではない他のタイプのものもあります。どういう使い方をしたいかはもちろん、使わないときの収納や、持ち運びに関しても考慮のうえご検討されると良いと思います。

また、一度に全数購入するのではなく、試しに少数をご購入ご使用されてから自分に合った物をお選びになることをお勧めします。


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