【分類別】オフィス机の収納アイデア4選!便利な収納グッズも紹介

田中 陸(Riku Tanaka)

目次

  1. オフィス机周りを綺麗にするメリット2つ
  2. 【分類別】オフィス机の収納アイデア4選
  3. オフィス机の収納に役立つおすすめの収納グッズ4選
  4. オフィス机の収納における注意点2つ
  5. オフィス机の収納術を身に付けよう

オフィス机周りを綺麗にするメリット2つ

オフィス机の上を綺麗な状態に保つことは、作業効率の向上や生産性の向上につながるだけでなく、周りで働く人や環境にまで影響します。


今回は、オフィスの机周りに関する収納問題の解決方法を紹介します。


最初に、オフィス机の上を綺麗に整理整頓することによって得られる「欲しい時に欲しい情報がすぐ手に取れる」「モチベーションの向上」という2つのメリットを紹介します。

欲しい時に欲しい情報がすぐに手に取れる

オフィス机の上が整理されていると、書類などを探す無駄な時間が減り、その分仕事に回す時間が増えます。また、整理整頓された机で仕事をすると自然に集中力も高まります。


さらに、欲しい時に欲しい情報がすぐ手に取れることは、仕事の作業効率を上げる上で重要なポイントです。


つまり、必要な物と不必要な物を整理(処分)し、必要な物を使いやすい場所に整頓(収納)する作業がとても大切だといえます。

モチベーション向上

オフィス机は、デスクワークをする人にとって1日の大半を過ごす場所です。汚い場所や散らかっている場所で仕事をするより、綺麗で整った場所で仕事をする方が快適に過ごせます。


オフィスの机周りを綺麗に収納することによって、気持ちよく作業でき、やる気や意欲などモチベーション向上にも繋がります。また「探す」という時間の短縮と「大事な物を紛失する」という問題防止にもつながるので、ミスが減り作業効率やパフォーマンスも向上します。

【分類別】オフィス机の収納アイデア4選

オフィス机をおしゃれに上手に収納するためのアイデアや収納術を、オフィス机を「机の上」「上段の引き出し」「下段の引き出し」「机下スペース」の4つのエリアに分けて紹介します。


各エリアには注意するポイントがあるので、ポイントを押さえながら取り組むことによって効率よく問題を解決できるでしょう。

1:デスク上の場合

最初に、オフィス机の上に要らない物や必要ではなくなった書類などがあれば、それを処分して整理する習慣をつけましょう。


そうすることで、掃除や片付けをする時間も減り、机の上に常に作業スペースが確保された状態が保たれるので作業効率アップにつながります。

必要最低限の物だけを置くこと

オフィス机には、引き出しや収納棚が必ずといっていいほど付いていますので、机の上にはPCや手帳、スマートフォンなど必要最低限の物だけ置くことを心がけましょう。


机の上に余計な物があることで、そこに目がいくようになり、結果集中力が散漫になります。また、ミスが増える原因にもなりますし、モチベーション低下にもつながるので気をつけましょう。

机上ラックや小物入れを活用しよう

ボールペン・ハサミ・修正テープなどのよく使う文房具は、小物入れやデスクポケットなどの収納グッズを活用しましょう。その際すぐに取り出しやすいこと、中身が確認できることに注意して選ぶようにしましょう。


また、机上ラックを使用することで、ボックスティッシュやPCのキーボードを収納できるようにすると、見た目も綺麗に収まるのでおすすめです。

書類はケースに入れて収納する

オフィス机を整理する上で書類や紙の資料が一番かさばります。


溜まった書類は机の上に置いたままにするのではなく、必要な書類と不必要な書類を整理し、ファイルやファイルボックスなどのケースを活用して収納するようにしましょう。


また、タグシールや付箋で日付・タイトルなどの目印をつけておくと探しやすく便利です。

ファイルは規格を揃えて用途毎に分ける

上記で書類の整理にはファイルを活用するのが便利なのはお伝えしましたが、サイズや種類が違う物でファイリングしても、取り出しにくいというデメリットが残り、統一されていないので見た目も綺麗ではなく良い状態とはいえません。


書類をファイルで整理する時は、必ず同じ規格や種類の物を使うようにしましょう。また、整理する書類も「何に使う書類なのか」「何の時に使う書類なのか」という用途毎に分けて整理すると、探す手間も省け時間短縮にもつながります。

ケーブル・配線類は隠すかまとめる!

次にオフィス机で収納の仕方が問題になるのは、電源ケーブルなどの配線関係です。


配線類を上手く収納しなければ、見た目にも汚いですし、溜まった埃の掃除をしにくいというデメリットが発生します。


配線類は、ケーブルカバー・スパラルチューブ・結束バンドなどでまとめるか、ケーブルボックスなどで隠して収納するのがおすすめです。

2:上段引き出し内の場合

オフィス机の上段の引き出しは、開けやすいという理由から使用する頻度が高いので、ここに普段よく使う物を入れている人が多いでしょう。ただ、引き出しの中は見えないので、きちんと使わないとどうしても散らかるのも引き出しの特徴です。


ここでは、そんな上段の引き出し内の収納アイデアを紹介します。

引き出しの中に仕切りを作って区切ろう

文房具は形も大きさも様々なので、そのまま収納したところで取り出す時に見つけるのが大変です。


まず、100円ショップや雑貨屋さんなどで売っている、プラスティックトレーや仕切り板を活用して引き出しの中を区切りましょう。なるべく小さなプラスティックトレーやケースを使い細かく分けることがポイントです。

文具を使用頻度の高い順に並べ似た文具をまとめる

次に、よく使う文具を使用頻度の高い順に並べ、筆記用具やテープ類、ハサミといったように種類毎に分けます。


分けた文具を、プラスティックトレーや仕切り板で区切った引き出しの中に、使用頻度の高い順から手前に収納していくと何がどこにあるのか見た瞬間にわかり、見つけやすくなります。


また、使用頻度が高い順に収納しているので取り出す時も便利です。

区切りスペースが余ってしまった場合は?

本来スペースが余らないように、なるべく引き出しのサイズにあった物を揃えるのが理想ですが、プラスティックトレーの向きを変えるなどの調整をしても改善されない場合は、名刺ケースや小さな箱を利用して隙間を埋めて置くことをおすすめします。


そうすることによって、整理して収納した文房具などが散乱せずに済みます。

3:下段引き出し内の場合

重い物や書類、荷物などを入れることが多いのが下段の引き出しです。オフィス机の引き出しの中でもっとも深い下段の引き出しの収納アイデアを厳選して3つ紹介します。

基本は書類の保管に利用すること

基本的には、1番かさばる書類の保管に使用することをおすすめします。その上で、書類は縦に収納することで見つけやすくもなりますし、取り出しやすくもなります。


そのまま入れておくと折れてしまったり、曲がってしまったりするので、ファイルボックスやクリアファイルに厚紙を挟むなどして工夫することも必要です。

時系列で並べよう

ただ収納するだけでは、必要な時に必要な書類を取り出せなくなるので、「過去の書類」「現在使用している書類」「今後使う予定の書類」など時系列に沿って収納することをおすすめします。


時系列に沿って分けた書類のうち「過去の書類」を整理することで、必要のない書類を処分できます。

ラベルやインデックスを活用する

「作成日」や「タイトル」を記入したラベルやインデックスシールを活用して、ファイルやファイルボックスなどに貼りつけて目印にすることで、検索しやすくなり便利です。

4:デスク下の場合

オフィス机の収納だけで足りない場合は、机下のデッドスペースも収納として活用しましょう。


職場に来たら靴を履き替える場合も、机下のデッドスペースに靴の収納スペースがあれば履き替えもスムーズで便利です。

簡単な棚を置いてかばん収納を作ろう

職場に個人のロッカーや荷物置場などがない場合に、置き場に困る鞄や荷物も、机下スペースにキャスター付きのワゴンや棚を設置することで収納が可能になるのでおすすめです。

専用のゴミ箱を用意しよう

机下スペースに自分専用の小さめのゴミ箱を置いておけば、書類やゴミが出てもその度に捨てに行かずに、作業が一区切りしてから捨てに行けば済むので、作業効率も上がりおすすめです。


ゴミ箱は、オフィス机にマグネットで貼り付けられるタイプなど色々あるので、机下のスペースによって丁度良い物を選びましょう。

オフィス机の収納に役立つおすすめの収納グッズ4選

オフィス机の収納アイデアを紹介してきましたが、ここからはアイデアを活かす収納グッズを4つ紹介します。


前述した通り、オフィス机の周りを整理整頓することにより欲しい時に欲しい情報がスムーズに取り出せ、綺麗に整った場所で仕事することでミスも減り作業効率の向上につながります。


何より気持ちよく仕事に取り組めるようになるので、ここで紹介するグッズをぜひ活用してみてください。

1:クリアケース

クリアケースに文具や小物を収納することにより、透明なので重ねた場合でも何が入っているのか一目瞭然です。


机の上に置いておくことで、小物を収納するスペースを確保でき机の上が散らかることを防ぎます。また、引き出しの中でも使えるので使い勝手が良く便利です。

2:ドリンクホルダー

オフィス机の収納グッズで意外におすすめなのがドリンクホルダーです。クリップ状の物を使えば机上に飲み物を置くスペースを確保する必要がなくなるので便利です。


使わない時は、外してしまっておくこともできますし、スマートフォンを置くことも可能です。

3:ボード系

オフィス机の上に新たなスペースを生み出す収納グッズとして、デスクボード・ディスプレイボード・有孔ボードを活用するのもおすすめです。


デスクボードは、デスクトップパソコンのモニターを置く台です。台の下にはキーボードを収納できるようになっており、机の上のスペース確保に使えます。


ディスプレイボードは、デスクトップパソコンに取り付ける台で、スマートフォンや時計などの小物を置くことが可能です。パソコンのモニター上のデットスペースを有効活用できます。


有孔ボードは、たくさんの穴が空いた縦置き型ボードで、その穴にフックを引っ掛けて鍵をかけたり、付属の小物入れを引っ掛けて筆記用具などを入れたり、縦置き型なのでスペースを取らず色々な物が収納できる便利グッズです。


以上のボード型収納グッズを使うことにより、机の上が片付いて見えるのはもちろん、おしゃれなのでおすすめです。

4:ラッケージ

ラッケージとは、ノリやピンが不要な掲示板で、微弱な静電気を発生させることによって紙を貼り付けることができる物です。人体には影響のない微弱な静電気なので、触っても刺激を受けることはありません。


テープやノリがなくても、メモや資料などをすぐに貼り付けることができるため、一手間省けて非常に便利です。

オフィス机の収納における注意点2つ

綺麗に片付けた机の上を維持する注意点を2つほど紹介します。


基本的に「机の上になるべく物を置かない」ということが大前提となりますが、これから紹介する注意点2つを自分ルールとして実践すればオフィス机を綺麗な状態に保てるでしょう。

置きっぱなしにしないこと

オフィス机の収納における注意点の1つ目は、使い終わった物を机の上に置きっぱなしにしないことです。自分の机なので使い終わった物を置きっぱなしにしがちですが、そうするとたとえ綺麗に整理整頓しても同じことの繰り返しになってしまいます。


机の上に「必要のない書類入れトレー」を設置すること、机の下や横にゴミ箱を配置することなど、必要のない物を机の上に置かない癖をつけるようにしましょう。また、使った物は元に戻すという意識も大切です。

作業場であることを意識する

上記の「置きっぱなしにしない」ということにも繋がりますが、机の上は仕事をする場所で、物置ではなく作業場であることを意識するようにしましょう。


具体的にいうと、「今やっている作業に必要な物以外は置かないようにする」「机の上は収納スペースではない」ということを心に留めておきましょう。

オフィス机の収納術を身に付けよう

オフィス机の上を綺麗に整理整頓すると、欲しい時に欲しい情報がすぐに取り出せ、綺麗な場所で仕事をすることでモチベーションや作業効率の向上につながるというメリットを紹介しました。


その上でまず、不必要な物を処分しましょう。机の上に要る物と要らない物を仕分け、要らない物を捨てることが整理整頓に繋がります。


次に、紹介した収納アイデアを活かし、便利な収納グッズを使うことによって、見た目も綺麗でおしゃれなオフィス机に変化します。


さらに、整理整頓されたオフィス机を維持するためには「机の上に使った物をおきっぱなしにしない」「机の上は作業場である」という意識を持つことが重要です。


以上のポイントを押さえて実践し、オフィス机の最適な収納術を見つけましょう。

監修

執筆者
田中 陸(Riku Tanaka)
経歴
東京大学経済学部卒業後、住友不動産入社。オフィスビルのアセットマネジメントを担当し、海外事業部にて世界主要都市の市場調査や投資検討に従事。 estieでは、セールスマネージャーとして営業や事業開発を手がける。 ベンチャー感を出すため、ヒゲと伊達眼鏡をトレードマークにしている。
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