テレワーク、在宅勤務にも役立つ!ワークチェアの選び方

  • 2021/05/12

目次

  1. 座面・背面の素材
  2. 座面の高さ
  3. リクライニングとチルト
  4. キャスターのタイプ
  5. 付属品の有無

ワークチェアを新たに購入する際、どういったポイントで選んでいますか。今回は、私たちが考える、ワークチェアの選び方を5つの視点からご紹介します。

座面・背面の素材

ワークチェアの座面には、クッションタイプとメッシュタイプがほとんどです。クッションタイプは、張地の下にウレタン等のクッション素材が入っているため、座り心地が良いと感じられる方がより多いです。

メッシュタイプは、ゆるやかなカーブがあるデザインが多く、メッシュそのものの程よい弾力感もあります。チェアの種類によっては、座面はクッションタイプのみしかないが、背面はクッションタイプとメッシュタイプを選択できるものもあります。

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また、通気性が良いため、熱気のこもりを防ぎます。いずれのタイプを座りやすいと感じるかは、好みによっても変わるので、ご自身で座り比べてお決めになることをお勧めします。

座面の高さ

ワークチェアのほとんどには、10cm程度の昇降機能が付いています。

チェアによって、高さの最低/最高も違います。快適にチェアを使用するためには、差尺(テーブルとチェアの座面の高さの差)が重要です。人により快適な差尺も違いはしますが、おおむね、28~30cm程度が適正と言われています。

ワークチェアの場合はワークデスクの高さに合わせて設計されているため、昇降する高を加味すると、適正な差尺の高さも含まれることがほとんどですが、昇降しないチェアを選ぶ際は注意が必要です。

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リクライニングとチルト

背面が後ろに倒れ体圧を分散させる機構には軸が「腰」のリクライニング、と軸が「脚」のチルトがあります。リクライニングは、リクライニングの度に身体が前方へズレてしまうのに比べ、チルトのものは、背面の動きに応じて座面の角度が変わるので、ストレスの少ない自然な姿勢を保つことができます。

いずれの機構も、単純に後ろに倒すだけのものもありますが、その倒す固さを調整できるものや、倒した角度にロックできるものもあります。

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キャスターのタイプ

付いていれば良いと思いがちなキャスターですが、ワークチェアには「ナイロン」「ウレタン」「ゴム」の3種類が主に使用されており、選択することができます。「ナイロン」が一番固く、「ゴム」が一番柔らかいです。一般的に、タイルカーペットでの使用時は「ナイロン」、フローリングの場合は「ウレタン」タイルやモルタルの場合は「ゴム」がおすすめです。

付属品の有無

チェアによっては、ひじ掛けやハンガー掛け、ヘッドレストの有無を選択できるものもあります。それぞれ固定タイプと可動タイプを選択できるものもあります。

付属品を付けることができるものであれば、使用範囲も広がりますし、全社員同じ種類のチェアを選定しても、その付属品の有無で役職者とそうでないとのチェアの差を持たせている会社もあります。

以上、5つの視点からワークチェアの選び方の解説をさせていただきました。高機能、多機能になればなるほどより高価なチェアとなるので、本当に必要、使用する機能のものを選ぶと良いでしょう。チェア選びの際はぜひご参考にしてみてください。

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