昇降式デスクがもたらすメリットを紹介【Google,三菱商事も導入】

  • 2021/01/21

目次

  1. 長時間座ったデスクワークの問題点
  2. 昇降式デスク導入のメリット
  3. 昇降式デスクのデメリット
  4. 終わりに

ここ数年、昇降式デスクをオフィスに取り入れられる会社が増えており、世界的大手IT企業のGoogleや総合商社の三菱商事なども導入しています。Googleではウェルネスプログラムとして、従業員にスタンディングデスクを付与しているそうです。

昇降式デスクとは天板の高さを調節できる机のことです。

普段の業務時は座って作業、すなわち天板は低く設定できます。そして必要に応じて、天板の高さを上げ、立ち作業とすることもできます。

昇降デスク利用イメージ

出典:https://designers-office.jp/column/office/page/index.php?id=875

ではなぜ座って作業する長時間デスクワークに代わり、昇降式デスクを用いた働き方にシフトするようになってきたのでしょうか。

長時間座るデスクワークの問題点と昇降式デスクのメリット・デメリットについて紹介していきます。

長時間座ったデスクワークの問題点

長時間座るデスクワークには実は快適そうに見えて、大きな問題点も含んでいます。例えば、一日中座ったまま作業すると血行不良や肩こり、体の歪みなどが生じる可能性があります。他にも、エネルギーの消費もほとんどされないので、運動不足となり肥満の原因にもなりえます。

さらに、「座りすぎ」は高血圧や糖尿病、がんなどのリスクも高めると言われており、座ることが多い日本人にほ企業レベルでの対策が必要となっています。

このような体への悪影響を受けて、デンマークやスウェーデンなどの北欧各国に昇降式デスクが認知され、立って働くことが当たり前の生活になっています。

昇降式デスク導入のメリット

昇降デスクを囲んだ会議の様子

出典:https://designers-office.jp/column/office/page/index.php?id=875

昇降式デスクを導入することで、様々なメリットを享受することができます。

通常のデスクワークでもできる業務はもちろん、昇降式デスクを高くすることで新しい使い方をすることができます。

例えば、

・アイデア出しの場

・コミュニケーションを目的としたキックオフ会議

・アジェンダの無い、10分、15分の会議

など、社内のコミュニケーションをより活発にすることができます。

昇降式デスクは、下記のようなメリットもあります。

・生産性の向上

・腰痛の軽減

・心臓病のリスク軽減

・肥満のリスク軽減

・血糖値、糖尿病リスクの減少

・足のむくみの軽減

・眠気防止

・心身のストレスの軽減

・ちょっとした打ち合わせスペースや作業台となる

それではそれぞれの項目について詳しく見ていきましょう。

腰痛の軽減

社会人の80%は腰痛を経験しており、腰痛は日常生活や仕事においても大きな影響を与えています。多くの研究者がスタンディングデスクを長期間に渡って使用することで、これらの問題が解消に向かうのが調べています。2011年の‘Take-a-Stand Project’の研究では、1日の仕事の中で平均66分ほど立って仕事を行なったところ、腰痛、首の痛みが54%減少したという結果が得られました。このように1時間でも立って仕事を行うことで、腰痛などの問題を軽減してくれるというのは大きなメリットですね。

心臓病のリスク軽減

立つことで心臓病のリスクも軽減させてくれます。60年以上前から約80000万人以上のバスガイドの方を対象に研究が行われてきました。その研究によって、仕事で1日中立つ必要があるバスガイドの方は長く座るバスドライバーよりも心臓病のリスクが半分以下になるという結果が判明しました。さらにほとんど体を動かさない生活の方は心血管のリスクが90%, 心筋梗塞のリスクが147%増加することも判明しています。

肥満のリスク軽減

立つことで肥満のリスクも減少することができます。研究では(Journal of Physical Activity and Health)、座っている人、立っている人、歩いている人のカロリーの消費率を比較しています。 座っている方は1時間で80カロリーを消費し、これはタイピングやテレビを見ている人と同等の値になっています。立っている人は僅かですが増え、1時間88かロリーの消費でした。わずかな違いに見えますが、立つ中で歩く、動くことが増えるのでカロリーの消費は毎日続けることで大きく差が広がっていきます。ちなみに歩くことで消費される1時間のカロリーは210カロリーです。

血糖値、糖尿病リスクの減少

2013年の研究では、10人のオフィスワーカーにランチ後185分間立って仕事をしてもらうと、同時間座って仕事しているより血糖値が43%減少するという結果が判明しました。このように立って仕事するだけど、血圧のコントロールが正常にできることは大きなメリットですね。

足のむくみの軽減

座りっぱなしという状況から解放されることで、血流が良くなり、むくみの軽減につながります。

眠気防止

一つの姿勢を維持して眠気に襲われたときは、デスクの天板の高さを変え、体を適度に動かすことができます。

心身のストレスの軽減

スタンディングでの作業時は、ストレッチ等、意識的に体を動かしやすくなります。また、足のむくみと同様、血流が良くなることもストレスの軽減につながります。

ちょっとした打ち合わせスペースや作業台となる

大きめのものだと、数人での作業に向いたスペースにもなります。天板を高く設定すると、オフィス内で生まれたちょっとしたコミュニケーション時に活用できるスペースにもなります。自然な状態での会話が生まれ、社内のコミュニケーションも活性化することができます。

ロッカー

出典:https://designers-office.jp/column/office/page/index.php?id=875

このように、昇降デスクとは、様々な場面で活用でき、スペースをより機能的にしてくれるということに一躍買う存在のように思えます。

昇降式デスクのデメリット

カフェスペース

出典:https://designers-office.jp/column/office/page/index.php?id=875

昇降式デスクのデメリットとして考えられるのはやはり導入コストが高くなることです。昇降式デスクは一般的なデスクと比較して価格は高くなります。そのため、導入することに躊躇してしまいがちですが、導入コスト以上に生産性が向上すると考えれば考える余地は十分あるはずです。

終わりに

昇降式デスクを取り入れることで、導入コストはかかってしまいますが、それ上回る健康的なメリットや生産性の向上などが期待できます。

買うだけでなく、家具のレンタルなども可能なので、ぜひ昇降デスクを試してみてはいかがでしょうか。

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