東京駅前常盤橋プロジェクトとは?日本一高いビルの開発全体像を詳しく紹介

束原 悠吾(Yugo Tsukahara)

目次

  1. 基本情報
  2. 東京駅前常盤橋プロジェクト全体像
  3. B棟は日本一高いオフィスビルに
  4. 終わりに

東京駅を目前に有し、日本一のオフィス街である「大丸有」エリア。今まで本コラムでも丸の内・大手町・有楽町各エリアのオフィスビル事情を紹介してきましたが、実は日本で最も高いオフィスビルとなるプロジェクトが進行中であることをご存知でしたか。三菱地所が主体となって手がける、「東京駅前常盤橋プロジェクト」を今回は取り上げます!

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基本情報

名称東京駅前常盤橋プロジェクト(大手町二丁目常盤橋地区第一種市街地再開発事業)
住所東京都千代田区大手町2丁目、中央区八重洲1丁目
敷地面積約31,400㎡(約9,500坪)
延床面積約686,000㎡(約207,500坪)
事業主体三菱地所

A棟

延床面積約146,000㎡(約44,200坪)
高さ約212m
階数地下5階、地上40階建
竣工2021年6月末予定

B棟

延床面積約490,000㎡(約148,200坪)
高さ約390m
階数地下5階、地上61階建
竣工2027年度予定

常盤橋

出典:https://www.mec.co.jp/tokiwabashi/ 立地はJR東京駅の日本橋口の目の前、東京メトロ東西線の大手町駅の地下コンコースから直結のため、雨の日も安心です。より中域で見ると、丸の内・大手町・日本橋・八重洲の中心に位置しており、まさにビジネスの中心地と言えるでしょう。

東京駅前常盤橋プロジェクト全体像

本計画は2016年から始まっておりますが、全体の完成は2027年と10年間にも及ぶ非常に長期的なプロジェクトとなっております。それもそのはずで、建物の老朽化が進む複数のオフィスビルを取りまとめ、順次解体し、新しいオフィスビルを建築していく大規模な再開発プロジェクトだからです。プロジェクト開始前の2016年と全体完成後の2027年を比較してみると、その差がよくわかりますね。

イメージ図イメージ図

出典:https://www.mec.co.jp/tokiwabashi/ 2020年2月現在では敷地東側のA棟の解体・着工が始まり、2021年6月の完成に向けて工事が進んでおります。

工事中

B棟は日本一高いオフィスビルに

東京に限らず日本には多くの高層ビルがありますが、東京駅前常盤橋プロジェクトは群を抜いて高いオフィスビルとなります。ここで現在の日本の高層ビルランキングを見てみましょう。

順位ビル名高さ階数
1位あべのハルカス(大阪市阿倍野区)300m地上60階建
2位横浜ランドマークタワー(横浜市西区)296m地上70階建
3位SiSりんくうタワー(大阪府泉佐野市)256.1m地上56階建
4位大阪府咲州庁舎(大阪市住之江区256m地上55階建
5位虎ノ門ヒルズ森タワー(東京都港区)255.5m地上52階建

東京駅前常盤橋プロジェクトのB棟は390mとなりますので、なんと現存するオフィスビルで最高の高さを誇るあべのハルカスと比べても3割も高いビルとなります。東京都内で見れば、現在最高峰の虎ノ門ヒルズの1.5倍の高さというのは驚きですね。計画中のプロジェクトに目を移すと、森ビルが2023年3月の完成を目指して進行中の「虎ノ門・麻布台プロジェクト」が高さ330mとなっており、東京都内のオフィスビルの超高層化は今後も進んでいくのかもしれません。 あの東京タワーですら高さ333m(特別展望台は250m、大展望台は150m)ですので、B棟のオフィスフロアから眺める東京の景色は格別のものとなりそうです。

A棟のオフィスビル情報

A棟

出典:http://office.mec.co.jp/tokiwabashi/tower-a/ 東京駅前常盤橋プロジェクトで第一弾として竣工するA棟のコンセプトは、働き方が多様化している現代において、そこで働く人が最高のパフォーマンスを発揮できる環境、となっております。3階にはワーカー向けのカフェテリアが設置され、人と人が「食」を囲みながら繋がることができる場所を提供。また、8階にはワーカー専用のラウンジを完備。働く場所、時間、相手をよりフレキシブルなものとし、効率的なビジネス環境を支援する設備が整っております。日中は社外の人とのプロジェクトルームとして8階の貸会議室を利用し、ビジネスアワー後はカフェテリアで3階のカフェテリアでイベントに参加など、新しい丸の内ワーカーのスタイルとなりそうです。

終わりに

今回はまさに東京の新しいランドマークとなるであろう、「東京駅前常盤橋プロジェクト」を取り上げました。全体完成まではあと7年ありますが、竣工に向けて日々工事が進んでいます。皆様も超高層化が進み、日々移ろいゆく東京のオフィスビルの最前線を見に足を運んでみてはいかがでしょうか。来たる竣工の日が待ち遠しいですね

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監修

執筆者
束原 悠吾(Yugo Tsukahara)
経歴
上智大学法学部卒業後、三菱地所に入社し経理部で連結決算やM&Aを担当。その後Rockefeller Groupに出向し、米国でオフィスや物流施設をはじめとした不動産投資に従事。 estieではコーポレート業務とビジネスサイドのセールスやマーケティングを兼務。 趣味は家探しで、物件情報を見るのが好き。
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