墨田区のオフィス事情6つを解説|賃料相場や空室率はどのくらい?

束原 悠吾(Yugo Tsukahara)

目次

  1. 墨田区ってどんなところ?
  2. 墨田区のオフィス事情6つ
  3. 墨田区の特徴5つ
  4. 墨田区にあるオフィスの探し方
  5. 墨田区のオフィス事情を把握しておこう

墨田区ってどんなところ?

墨田区は戦後に南側の本所区と北側の向島区が合併してできた東京都の特別区である23区の一つです。本所区の方は戦火で灰燼に帰してしまい、新しく住宅街などが整備されましたが、向島区はあまり戦火の影響を受けなかったので、昔ながらの建物が残っています。


墨田区は全体的に町工場が多く、昔はメリヤス業や凸版印刷業が多く存在していましたが、現在はマンションが多く住宅街となっています。近年スカイツリーが建設されたため、新しい街づくりも進んでいます。

台東区のオフィス賃料相場

墨田区のオフィス事情として賃料の相場は、エリアで若干差があります。錦糸町・領国では、20~30坪の物件で約12,500円、30坪~50坪の物件では約12,000円、50坪~100坪の物件では約15,500円、100坪~200坪の物件では約18,000円です。


同じ墨田区でも吾妻橋や押上では、20~30坪の物件で約10,500円、30坪~50坪の物件では11,000円、50坪~100坪の物件では14,000円、100坪~200坪の物件では13,000円になります。


これらは共益費込みの坪単価です。

墨田区のオフィス空室率

墨田区のオフィス事情として空室率は、2階以上の貸事務所を集計したデータが賃貸料とともにあり、税抜き金額の平均となっています。また、空室率は前月からの変動比率です。


小型ビルで25~50坪未満の物件では空室率は0.66%と低くなっています。


中型ビルで50~100坪の物件では、空室率は6.85%、大規模ビルである250坪以上の物件では、空室率は7.96%とさらに大きくなっています。


出典:江東区・墨田区・台東区 ゾーン別【2021年03月01現在】|テイクオフィス株式会社
参考:https://www.take-office.co.jp/souba/zone7.php

墨田区のオフィス事情6つ

墨田区のオフィス事情を6つ紹介します。墨田区のオフィス事情としては小規模運営の物件が多く、レンタル・シェアオフィスが増えている、という特徴があります。


また、墨田区のオフィス事情の中には、賃貸物件が個室完備のものが見られます。さらに、賃貸物件から見ると、コワーキングスペースやバーチャルオフィス機能がある物件も見られます。


これらの賃貸物件の多くが、錦糸町や両国を中心に点在しているのが特徴です。また墨田区のオフィス事情として、用意されている部屋数が少ないことで物件が見つけにくくなっている、という問題があります。

1:小規模運営のところが多い

墨田区にある賃貸のオフィス事情として、小規模運営のところが多く見られます。墨田区内には賃貸のオフィスやシェアオフィスが見られ、個室完備のもの以外にも機能的なコワーキングスペースを持った物件もあり、多くの物件が錦糸町や両国を中心に点在しています。


しかし、墨田区にある賃貸オフィス事情として、小規模運営のところも多くなっており、ビル内にある賃貸オフィスの部屋数が20室も無いような物件が多くあります。そのため小規模な賃貸物件では満室のところが多く、空室率が低いのが特徴です。

2:レンタル・シェアオフィスが数多く存在している

墨田区にある賃貸のオフィス事情として、都心などの拠点へのアクセスが良いのが特徴でありレンタル・シェアオフィスが数多く存在しています。東京駅へのアクセスがJR総武線で約8分、成田空港や羽田空港へもリムジンバスが出ていて移動が楽です。


墨田区のオフィス事情として、比較的安価な賃貸価格であることから個室オフィスからシェアオフィス、コワーキングまで多彩なスペースを持つオフィスが存在しています。

3:個室完備のものがある

墨田区にある賃貸のオフィス事情として、個室完備のものが見られます。近年、作業場所としてカフェやコワーキングスペースではなく、個室の電源付きのレンタルスペースが注目されています。


墨田区内にはそんな需要を満たすために、錦糸町エリアなどを中心に個室完備の賃貸物件が増えています。個室なので、電話やビデオ会議も自由に気兼ねなく行なえて便利です。

4:コワーキングスペースやバーチャルオフィス機能がある

墨田区にある賃貸のオフィス事情として、コワーキングスペースやバーチャルオフィス機能を持った物件が見られます。墨田区内の錦糸町や両国にはレンタルオフィスやシェアオフィスが数多くあり、このような機能を売りにしている物件が存在しています。

5:錦糸町や両国を中心に点在している

墨田区にある賃貸のオフィス事情として、多くの物件が錦糸町や両国を中心に存在しているのが特徴です。これらの錦糸町や両国地域は駅も近く、移動も都心に出やすい利便性の高さのわりに、オフィスの賃料が安く設定されて人気の高いエリアです。


しかも錦糸町エリアは再開発が進み、大型ビルが多くなりIT関連企業をはじめとする企業が入居しています。そのため錦糸町エリアには、それらの企業を顧客とする事務所などの需要も高まっています。

6:用意されている部屋数が少ない

墨田区にある賃貸のオフィス事情として、用意されている部屋数が少ないことがあります。もともと下町で小規模なビルが多いために、賃貸のオフィス事情も部屋数が多くとれる建物が少ないことがあります。


錦糸町周辺は再開発により大きな規模の建物が整備されており、東京スカイツリーの完成でその周辺環境にも変化は見られます。しかし、まだまだ賃貸オフィスの規模は小さめで、用意された部屋数も少なく、満室であることが多く見られます。

墨田区の特徴5つ

墨田区の特徴を5つ紹介します。2012年に開業した東京スカイツリーで有名なエリアです。東京スカイツリー開業によって、便利な店が増え下町のイメージが大きく変わりつつあります。


また墨田区には、錦糸町という歓楽街としてから栄えている地域があります。さらに墨田区は子育て支援サポートが充実しており、北斎美術館をふるさと納税などで資金を集めて整備する、という施策も行っています。

1:東京スカイツリーで有名なエリアである

墨田区の東京スカイツリーは有名な観光スポットでもあります。東京スカイツリーは世界一の高さの展望タワーで634メートルとなっています。


また、複合施設の東京スカイツリータウンを併設し、開業当初の想定を上回る集客となり人気の観光スポットとして注目されているエリアです。


出典:東京スカイツリー概要
参照:https://www.tokyo-skytree.jp/about/outline/

2:下町のイメージから大きく変わりつつある

墨田区の特徴として、東京スカイツリーの開業から新しい商圏も生まれ、下町のイメージから大きく変わりつつあります。


昔から墨田区は下町人情とおもてなしの心にあふれた地域です。伝統や文化・歴史のある街ですが、再開発により近年はおしゃれな建造物も増え、イメージが一新されつつあります。

3:歓楽街が栄えている

墨田区の特徴として、錦糸町駅周辺に歓楽街があり、南口方面は古くから東京東部で有数の繁華街となっています。さらに、錦糸町駅北口には国鉄用地を再開発して、商業施設などが整備され、飲食店も多くなってきています。


また、錦糸町駅南口には競馬の馬券を取り扱う施設があり、その周りは古い飲食店街として栄えてきました。

4:子育て支援サポートが充実している

墨田区の特徴には、子育て支援サポートが充実していることがあります。墨田区のホームページには、「すみだ子育て応援サイト」があり、様々な支援策が紹介されています。


子育て中の保護者をサポートする「ママのリラックスタイム」や「育児学級」などを設け、育児中に保護者が社会から孤立しないよう防いだり、相談窓口も設けています。


出典:子育て応援サイト
参照:https://www.city.sumida.lg.jp/kosodate_kyouiku/kosodate_site/index.html

5:ふるさと納税に対する取り組みを行っている

墨田区の特徴として、ふるさと納税に対する取り組みを行っていることがあります。墨田区は2016年度に開館した「すみだ北斎美術館」の建設費などの一部をふるさと納税で調達しました。


墨田区はふるさと納税により資金を集めるほかに、クラウドファンディングを活用して「すみだ北斎美術館」の開館を実現しています。墨田区のふるさと納税の返礼品に、ガラス製品などの地域での特産品を当てています。


出典:墨田区北斎ふるさと納税に関する寄付について
参照:https://www.city.sumida.lg.jp/kurashi/volunteer/furusatonouzei.html

墨田区にあるオフィスの探し方

墨田区にあるオフィスの探し方は、ほかの場所と同じく不動産会社のホームページやオフィス検索サイトで探すことができますし、不動産会社に直接行って相談することもできます。


東京都墨田区の賃貸オフィスや賃貸事務所などの物件は、東京スカイツリーのある押上駅・とうきょうスカイツリー駅付近、交通の便の良い錦糸町駅・両国駅付近に存在していますので、賃料相場や空室率を考慮して探してみましょう。

墨田区のオフィス事情を把握しておこう

墨田区のオフィス事情としては、下町のイメージが強いものの、交通の便が良いこともあり賃貸オフィスは数多く存在しています。しかし小規模なビルが多く、満室のビルも見られます。


また、東京スカイツリーの開業に合わせて再開発も進んでいますので、押上駅付近にも賃貸オフィスが見られるようになりました。また、個室完備をうたっている物件も多く、落ち着いて作業しやすい物件も増えたため、墨田区でのオフィス開設を検討してみましょう。

監修

執筆者
束原 悠吾(Yugo Tsukahara)
経歴
上智大学法学部卒業後、三菱地所に入社し経理部で連結決算やM&Aを担当。その後Rockefeller Groupに出向し、米国でオフィスや物流施設をはじめとした不動産投資に従事。 estieではコーポレート業務とビジネスサイドのセールスやマーケティングを兼務。 趣味は家探しで、物件情報を見るのが好き。
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