快適な在宅ワークのために オフィスチェアの選び方

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  • 2020/05/14

執務環境のIT化が爆発的に進み、オフィスでの仕事の多くが紙面上の作業を前提とするものから、今はパソコン一台さえ手元にあれば、大方の仕事は片付く、というような人もかなり増えました。

2018年の働き方改革関連法の成立をきっかけに、大手企業を中心により効率的な働き方を追求する流れが強まり、フレックスタイム制やワーケーション、シェアオフィスなどの合理性もより幅広く認知されるようになり、2020年4月からは本法律は大手企業以外の中小企業に向けても本格的に施行されることになります。

そういった2020年代から今後の“新時代の働き方”の中でも、最もわかりやすく、また身近となるのが「在宅ワーク」、「テレワーク」といった概念でしょう。

市民権を得た在宅ワーク

上記の通り、業務の多くがIT化されPC上での処理可能となったうえ、書類の管理はクラウド上に保管し、常にデータとして持ち歩くことが可能になりました。

日本特有の書類決裁文化である“ハンコの捺印”という作業も、現在ではクラウド上で処理を可能にするサービスも数多くローンチされており、今後ITの力によって淘汰されていく文化となりつつあります。

そういった業務フローが省略されていくと、そもそも論としてオフィスに毎日出勤をする必要があるのか?という議論も当然生まれることになり、事実、昨今ではその風潮が見直される風潮があり、在宅ワークやテレワークという概念が市民権を得ています。

コロナウイルスによる在宅ワーカーの急増

上記の働き方改革による業務のIT化に加え、今年に入り、新型コロナウイルスの感染拡大により、多くのオフィスワーカーが在宅での業務に取り組まざるを得ない状況になっています。

東証一部上場企業ではNTTグループやトヨタ、総合商社では三菱商事がいち早く社員に対し在宅勤務体制を命じるなど、膨大な社員数を抱える企業も在宅勤務に切り替えを実施しています。

3月頃から日本国内でも本格的に感染が拡大し、現在ではパンデミックと言っても過言ではない状況のコロナウイルスですが、当初GW明けの5/6を緊急事態宣言の期限としていたものの、結局感染の拡大も目立った落ち着きは取り戻せず、5月末まで警戒態勢を延長する運びとなりました。

一説では完全な収束には2年程度を擁するといわれているコロナウイルスですが、こうなるとオフィスワーカーたちはさらに長引く在宅勤務体制に対し環境を整えていく必要があります。

腰痛…、在宅ワーク用オフィスチェア問題

estieも在宅勤務体制となりしばらくが経ちましたが、実際に本腰を入れて在宅ワークをしてみると、困ったことが起こりました。腰が、痛い…。(本腰だけに)

これまでも何度か在宅勤務を経験したことはありましたが、長くても丸一日、さらに執務環境を変えてリフレッシュ、という目的も兼ねていることがあったこれまでの在宅勤務とは違い、ここまで本気で自宅で働くことが必要になると、当然ソファやダイニングチェアに座っての業務は想像以上に体に負担がかかることを実感しました。

オフィスチェアに限らず様々な種類の高さのデスクや、快適な通信環境、拡張デスクや明るい照明など、オフィスの整えられた執務環境にありがたみを禁じ得ません。

腰の痛みは座っての作業には大敵。やはり快適な在宅ワーク環境はオフィスチェアが大きなカギを握っているのではと考えました。

事実、イトーキやアスクルなどのオフィス用品を取り扱うサービスの情報では、コロナウイルスの感染拡大が深刻化してからのオフィスチェアの個人需要は凡そ3~4割程度も伸びているとのことです。

そこで、今回はお勧めのオフィスチェアについて、価格やデザイン別に特徴がある逸品たちを紹介していこうと思います。

オフィスチェアの選び方

先ずどのようにオフィスチェアを選ぶべきなのか?という話ですが、オフィスチェアにも様々な種類があります。

背もたれの高さにもローバック・ハイバックなどがあったり、人間工学に基づいて座る人の身体への負担を可能な限り軽減することを目的としたエルゴノミクスチェアや、価格重視で選ぶのであれば3,000円台から手に入るものも存在します。

使われている材質によってもPVCレザーやメッシュタイプがあったり、アームレスト・ヘッドレストの有無など多岐に渡るため、まずは自分がどんなタイプの椅子が欲しいのか?どんな機能を重視するのか?ということを下記の3ポイントを参考に整理しましょう。

ポイント①オフィスチェアのタイプ

オフィスチェアには大きく分けて3タイプが存在します。コストパフォーマンスや見た目、機能性により選ぶべきチェアのタイプが変わってきます。

・事務椅子タイプ

ピコラ

参考:コクヨ picora

様々なグレードのあるオフィスチェアの中でも最も簡素で廉価なタイプが見つかります。最大の強みとしてはその圧倒的な流通量とコストパフォーマンス。安いものでは2,000円台の商品も存在しており、とりあえず作業用に座れる椅子が欲しい、という時に良いでしょう。但し、安かろう悪かろうである点も大きいため、座り心地などについてはいい商品に出会える可能性が低いかもしれません。

・エルゴノミクスタイプ

ergohuman

参考:

ergohuman 人間工学に基づいてデザインされているタイプのチェアで、座った際の人体への負担を軽減するように作られています。長時間の座り作業に有用で、腰痛サポート機能や市政強制など、普段から体の痛みなどに悩まされている人におすすめです。

・エグゼクティブチェアタイプ

legenda 01


参考:オカムラ legenda

社長室や役員室においてあるようなイメージのある、高級感溢れるタイプのチェアです。値段は張りますが、作りがしっかりしているものが多く、素材も革を採用しているものが多いため長持ちすること間違いなし。座面が広いため、窮屈さがないこともうれしいポイントです。

ポイント②張材のタイプ

チェアのメインの素材によって、使い心地や手入れの煩雑さは大きく異なります。

メッシュタイプ

長時間背を持たれていたり、集中して作業をしていると意外に汗をかいたりするものですが、汗のべたつきや湿気を軽減したいという場合はこのメッシュタイプがベストかもしれません。他の素材に比べ通気性に優れ、梅雨や夏の不快な時期でも快適に使用できます。非常に軽い素材でもあるため、椅子の移動も容易であることも特徴です。

布タイプ

もたれた時の柔らかさが欲しいという人には布タイプがおススメ。また一般的に流通量が多く安価であるというメリットもあります。但し、布タイプの素材は一般的に汚れが付きやすく、チェアは簡単に選択できないということを考えると、ドリンクを飲みながらの作業には注意が必要です。

レザータイプ

経年変化を楽しみたい、高級感が欲しいという人にはレザータイプがおススメです。撥水加工のあるPVCレザーのようなタイプであれば手入れも簡単ですし、頑丈です。但し、合皮・本革に関わらずメッシュ素材や布素材に比べると価格はやはり高くなりがちです。

ポイント③チェアに備わっている機能

最後のポイントとしてチェアに備わっている機能のチェックを行いましょう。チェアにも様々な機能がありますが、盛り込みすぎると価格が高くなったり、チェア自体が大きくなり場所をとったりということになりがちなので、どんな機能が備わっていることが望ましいのかを事前に把握しておきましょう。

ロッキング機能

所謂背もたれの稼働機能のことです。作業時間中にリラックスしたかったり、チェアの上で仮眠をとりたい人には可動域が広く、好みの角度でロックができるタイプがおススメです。また、ハイスペックチェアには背もたれと座面が別で動くシンクロロッキングというタイプもあり、二面が独立して身体の最適な位置に動くため、より快適度が高いという特徴があります。

レスト機能

大きく分けてアームレスト・フットレスト・ヘッドレストの三種類がありますが、特にアームレストが重要です。作業の手を止めた際に肘を置くことでストレスのない体制をとることができ、腕周りの疲労感に大きな差を生みます。但し、机の高さによってはチェアがデスク下に収まらない可能性もあるので、自宅のデスクのサイズを事前にチェックしてみてください。

おススメのオフィスチェア

上記のポイントに沿って自分がどんなオフィスチェアが欲しいのかが分かったら、実際に 商品を選んできましょう。

実際には上記の各ポイントの折衷案に加えて予算やデザインの好みも絡んでくるため、納得のいくものをじっくりと探すに越したことはありませんが、一部の例としていくつかの商品を紹介します。

ハーマンミラーのアーロンチェア

アーロンチェア

参考:Herman Miller

オフィスチェアと言えばアーロンチェア!というほどに有名なチェアです。特筆すべきはもちろんその機能性ですが、座る人間の体格や好みに応じて座り心地をカスタマイズできるという高機能性がウリです。背もたれは仙骨を安定させ、背骨の腰部をサポート。立った状態である”理想のS字カーブ”を描くように調整することが可能です。シンプルなリクライニング機能だけでなく、リクライニングの硬さの調節までできるという優れもので、そのほかにもシートを前傾にしたり、アームレストの高さや角度、位置などを自分好みにセットすることも可能です。お値段は約20万円とかなり高額ですが、何よりも座り心地重視!値段は問いません!という方は一行の価値ありかもしれません。

Hbadaの人間工学チェア

hbada

参考:Hbada

アーロンチェアに続いてエルゴノミクス系のチェアですが、こちらのHabadaのチェアの最大の特徴はコストパフォーマンス。アーロンチェアほどではありませんが、こちらも人間工学に基づき高い機能性を誇っており、身体へのプレッシャーを分散させる構造で負荷を減らし、座り心地のいい非再生高密度ウレタンフォームを使用しているので長時間作業でもストレスがなく快適な使用感。キャスターは静音性に優れていて、床への負担が少なく傷がつきにくい素材を使っているのもマンションやアパートで使うにあたっては大きいポイントです。アーロンチェアには手が出ない、という方にお勧めです。

アイリスプラザのオフィスチェアH-8800L

アイリス

参考:アイリスプラザ H-8800L

アーロンチェアやHbadaとは打って変わってメインの素材に革をあしらった雰囲気のあるエグゼクティブタイプのオフィスチェア。見た目の良さももちろんですが、この商品の最大の特徴はなんといってもリクライニング角度の広さ。最大170度まで背もたれを倒すことが可能で、普段はクッションの下に格納できるフットレストをいっしょに使えば、椅子の上に横になって快適な仮眠をとることも可能です。忙しい時にすこしでもリラックスすることができれば作業効率も向上するでしょう。

加えて素材はレザーとメッシュの2タイプから選べ、カラーバリエーションも豊富。自分好みにカスタマイズでき価格も抑えめの優秀なチェアです。

サンワサプライのオフィスチェアsnc-a1bk

SNC-A1BK MA

参考:SNC-A1BK

見た目も究極的にシンプル、すべてのステータスをコストパフォーマンスに振ったミニマルなオフィスチェアです。価格も上記の3つに比べるとかなりお安いですが、高さ調節や背もたれの前後位置の調節など、本当に最低限な機能は外しておらず、同タイプのチェアの中では優秀と言えるでしょう。また、座面のクッションには同価格帯チェアの中では最高級のクッションボリュームを採用しているため、座り心地にも配慮がある使用となっており、ただの「安かろう悪かろう」なチェアとは一線を画したオフィスチェアと言えるでしょう。

快適な在宅ワークのために

オフィスチェアの選び方とおススメの商品について解説をしていきましたが、好みのチェアは見つかったでしょうか?なかなか先行きの見えづらい昨今の情勢の中、本来長い時間座っての作業を考慮していないチェアに座っての業務は想像以上に身体に負担を与えています。

外出もなかなかできない中身体的にも精神的にもストレスが溜まってしまう今日この頃ですが、そんな自粛生活・在宅ワーク環境を少しでもストレスフリーなものとするためにも、今一度座る椅子のことについて考えてみてはいかがでしょうか?QOLがぐっと向上するきっかけになるかもしれませんよ。

estie(エスティ)、家具のサブスクリプションを提供するsubsclifeと提携

subsclifeと提携を結ぶことになりました。estie(エスティ)に登録していただいているお客様は5%offでサービスを受けられます。初期導入コストを下げられるので、気に入った家具は購入することも可能です。

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