オフィスの休憩スペースを快適にしたい?休憩スペースを充実させるポイントを紹介

田中 陸(Riku Tanaka)

オフィスの休憩スペースの重要性

快適な職場環境に休憩スペースは欠かせないものと言えます。適度な休憩やリフレッシュは従業員の作業能率を向上させるからです。


仮に仕事時間が8時間あるとして、その間ずっと集中力を保つのは容易ではありません。それで仕事時間のいくらかを割くとしても、積極的に休憩を取りリフレッシュする方が従業員にとっても会社にとっても大きなメリットがあると言えるでしょう。

オフィスの休憩スペースを設けるメリット

オフィスの休憩スペースを設けるメリットの1つは、身体的な疲れを軽減したり精神的なストレスを解消できる可能性があることです。デスクに座ったままの休息より、環境や姿勢を変えることができる休憩スペースを利用する方がリフレッシュするのに有効でしょう。


休憩スペースは社内コミュニケーションの場としても活用できます。それまで関わる機会の少なかった他の部署の人たちとの交流によって連携や信頼関係が強まることで、会社全体の利益につながります。


また、意見を交わしたりアドバイスを受けたりすることによって考えや視点を変えたり、発想や創造力が刺激される効果も期待できます。

オフィスの休憩スペースを充実したものにするには?

単に休憩所となるスペースを確保するだけでは大きな効果は望めません。ワークスペースが仕事しやすいように工夫されているのと同じように、オフィスの休憩スペースにも目的に沿った工夫が必要です。


従業員がリラックスできる空間づくり、コミュニケーションを円滑にとれるレイアウトや家具の設置、利用しやすい環境づくりが求められます。

オフィスの休憩スペースを作る際のポイント6つ

オフィスの休憩スペースをリラックスできる環境にするには、ワークスペースとは違う雰囲気のデザインにすることです。それによって業務から離れて十分な休憩を取ることができるでしょう。


休憩スペースを居心地の良い空間にするためのポイント6つを紹介します。

1:まずは従業員のニーズを考慮する

休憩スペースを作る前に、実際に利用する従業員たちの意見を聞く必要があるでしょう。評判が良いからといって他社の休憩室をそのまま真似しても、自社の従業員のニーズとマッチするとは限らないからです。


どんな休憩所を望んでいるのかアンケートを取ったり、ヒアリングしたりすることが必要です。また、普段の従業員の過ごし方を観察することによってもニーズを知ることができるでしょう。


それぞれのニーズは異なりますので、なるべく多くの意見を聞き出すことによって、従業員全員の理想に近い休憩スペースを目指すことができます。

2:スペースは十分に確保する

オフィスの休憩スペースが与える好影響を考えると、十分なスペースを確保する必要があるでしょう。十分な広さがあれば、オフィス外からの来客の対応やミーティングを行うなど多目的な利用が可能になるので、費用対効果も見合ったものになります。


もし、十分な広さがないと、利用者がこまめに入れ替わって使用しなければなりませんし、十分なリラックス効果も期待できなくなります。

一人用のスペースもあると尚よい

本当に疲れているときや大事な仕事の前に集中したいときには、1人になりたいという要望もあることでしょう。そうであれば、休憩所の中に1人用のスペースを用意することも良いのではないでしょうか。


必ずしも個室を用意する必要はなく、パーテーションなどで仕切られた半個室のようなスペースを用意することで対応できるでしょう。また、カウンター席を設置すればスペースを取ることなく1人の空間としての利用が可能です。

3:使い勝手が良い家具を選ぶ

休憩スペースのスタイルに合った家具を選びましょう。床座スタイルであれば、ラグや座布団、ローテーブルを用意できます。テーブルと椅子のセットを用意する場合は、簡単に移動できるものを選ぶと良いでしょう。必要に応じてレイアウトを自由に変更できます。


休憩スペースをカフェ風にしたいならゆったりとしたソファを置きましょう。コーヒーやお茶などの飲み物を提供するなら、カフェの雰囲気を楽しみながらリラックスしたりコミュニケーションを楽しむことができます。


耐久性のあるものやメンテナンスしやすい家具を選ぶなら、長い目で見たときに余計な支出を抑えることができます。

4:目的に合わせて設置場所を決める

休憩スペースの利用方法はいくつかあるため、目的に合わせて設置場所を決める必要があります。休憩を主な目的とする場合は、ワークスペースから離れた場所に設置することによって作業の音や働いている人の視線などを気にせず休憩に集中できます。


もし、コミュニケーションの目的も兼ねる場合は、どの部署の従業員も利用しやすいようにオフィスの中心エリアに設置するよう検討すると良いでしょう。

5:開放的な空間の確保を心がける

一般的にワークスペースでの長時間の作業は閉塞的になりがちなので、休憩スペースが開放的であればリフレッシュ効果は高まる可能性があります。


窓があることで、休憩スペースはより開放的な空間になります。オフィスが高層階にあり窓からの景色が良ければ窓際にカウンター席を用意するなど、レイアウトを工夫することによって開放感を高められるでしょう。


窓がない場合は家具を低くしたり観葉植物を置いたりすることによって、圧迫感を減らすことができます。

6:休憩スペースのルールを決定する

利用者全員が快適に過ごすためには、利用ルールを決定する必要があります。例えば、「書籍の持ち出しは禁止」、「テーブルを使用した後は水拭きをする」、「イスは元の位置に戻す」などのルールをあらかじめ設定しておくことができます。


消耗品の在庫管理や補充、休憩室全体の清掃については当番制にすることもできるでしょう。


休憩室を多目的に利用する場合、特定の社員が一部または全体の占有を希望するかもしれません。利用予約制度や占有する場合の運用ルールを設定しておくことで、不必要なトラブルを避けられます。


来客などの部外者の利用が想定される場合は、休憩室では社外秘の会話をしないことや社内資料、ノートパソコンなどの持ち込みや利用を制限するなどして情報漏えいを防止することも重要です。

その他オフィスの休憩スペースに必要な設備

マッサージチェアがあれば、長時間のデスクワークにも対応できるようになるでしょう。


仕事で長時間パソコンを使用しているなら、休憩スペースに雑誌や本があれば、スマホを見るよりも気分転換しやすくなります。


自動販売機やコーヒーメーカーを設置するなら、水分補給やリフレッシュが手軽に行えます。設備が充実していると自然と人が集まりますので、コミュニケーションのきっかけにもなるでしょう。また、飲み物を購入するために外出する必要がないため時間の節約にもなります。

オフィス休憩スペースを快適にすると仕事の効果も期待できる

オフィスに休憩スペースを設けることには、さまざまなメリットがあります。休憩やリフレッシュすることによって仕事の効率が上がる可能性があるだけではなく、コミュニケーションが生まれることによって会社全体が活性化することが期待できるでしょう。


紹介したポイントを参考に、休憩スペースがより快適な環境になるよう工夫してみましょう。

監修

執筆者
田中 陸(Riku Tanaka)
経歴
東京大学経済学部卒業後、住友不動産入社。オフィスビルのアセットマネジメントを担当し、海外事業部にて世界主要都市の市場調査や投資検討に従事。 estieでは、セールスマネージャーとして営業や事業開発を手がける。 ベンチャー感を出すため、ヒゲと伊達眼鏡をトレードマークにしている。
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