オフィスの入口が重要な理由とは?来客に良い印象を与える方法6選紹介

中村 優文(Masanori Nakamura)

目次

  1. オフィスの入口が重要な理由
  2. オフィスの入口で来客に良い印象を与える方法6選
  3. オフィス入口での感染対策4選
  4. オフィス入口で好印象を持ってもらえるよう心がけよう

オフィスの入口が重要な理由

お客様にお越しいただいた時、お客様がまず目にするのがオフィスの入口です。お客様へ与える会社のイメージを決めてしまうと言っても過言ではないオフィスの入口は、「会社の顔」とも呼べる場所、重要な場所です。


オフィスの入口を相手に好印象を与えるようなデザインに整えることは決して無駄ではありません。

企業の印象が決まる

会社の顔であるオフィスの入口で企業の印象が決まります。暗く無機質なオフィスの入り口から中に入りたいと思う人は少ないはずです。反対に掃除の行き届いた明るいオフィスの入り口を持つ企業には好印象を持つでしょう。


オフィスの入口は、自らの企業価値を高める役割を果たし、さらには、社員のモチベーションにも直結する大切な場所なのです。

社外の人との取引に影響する

居心地の良い明るいオフィスの入口は、企業のブランディングにも影響します。ブランディングとは「共通のイメージを人々に持ってもらう」手法で、主にマーケティングや企業戦略に用いられます。


共感や信頼を持ってもらえるようなイメージを発信し、企業や商品に価値を付加するのがブランディングです。オフィスの入口にもブランディングの効果を持たせることが可能です。


企業イメージを体現するようなオフィスの入口をデザインし、企業に対してポジティブな印象を与えることは、今後の取引や企業経営もスムーズに進められる、プラスの効果を生むでしょう。

オフィスの入口で来客に良い印象を与える方法6選

オフィスの入口を整えることは企業戦略にもプラスの効果をもたらします。


単に入口と据えるだけでなく、企業内外に統一したイメージを作ること、視覚的に統一したイメージを持たせることで、自社の理念や特性を社会に共有し、より良い会社を作ろうという企業戦略にもなるでしょう。


CI、VIを意識するだけではなく「お客様をお迎えする」「社員に心地よく働いてもらう」ために、どのようなことを意識すれば良いのかをご紹介します。

1:毎日掃除をする

人の行き来が多いオフィスの入口はきれいに保ちましょう。清潔感は企業イメージを上げるためには必要な要素です。


暗く、湿気が多く不潔な印象のエントランスや入口では、そこで働く従業員の気持ちも沈んでしまい、モチベーションが下がってしまう、ということも考えられます。また、取引先にも悪い印象を植え付けてしまいます。


毎日の掃除はもちろんのこと、採光を考え、明るく清潔感のある入口にしましょう。

2:プラスイメージのデザインにする

オフィスの入口は顧客にとって最初の視覚的な情報になります。人の第一印象と同じく、企業の第一印象もオフィスの入り口や外見で決まります。そのため、入り口の雰囲気は企業理念やイメージ戦略に沿ったイメージで統一しましょう。


その場合、より好印象を与えるために、プラスのイメージのデザインにすることが求められます。会社のブランドイメージを確立しやすいため、企業の向上に寄与するようなデザインしましょう。

企業のイメージに合うデザインや色を起用

オフィスへの入口は企業の印象を決める場所です。そのため、企業イメージに沿ったデザインや色を起用し、企業ブランディングに利用しましょう。


色彩はイメージを感じ取りやすいアイテムです。寒色、暖色、とあるように色によって与える印象は変わります。


また、エントランスデザインは毎日エントランスを使用する社員や来社される方に伝えたいことをデザインに反映させると良いでしょう。社風、事業内容とデザインや色彩が連動することで魅力的な空間を演出できます。

3:タブレットを利用する

今まで、受付では取次のための内線電話での対応が一般的でした。しかし、現在、先進的で機能的という理由で、受付にタブレットを使用する企業が増えています。


タブレットを受付で使用することにより、電話対応業務が削減され、取次の煩わしさから解放されます。また、受付システムを利用することにより、内線対応で業務を中断することがなくなります。


タブレットを利用することで、オフィス設備の充実も図れるほか、タブレットの受付画面を企業イメージに沿ったものにし、来訪者に自社をアピールすることもできます。

4:観葉植物を置く

企業イメージにあった観葉植物を選びましょう。


ただし、観葉植物を置く場合にはきちんと手入れをしなければイメージダウンに繋がります。葉の上に埃がたまらないようにする、枯らさないよう、根腐れを起こさないよう、きちんと手入れをしましょう。


あまり手入れをする時間がとれない場合は、お世話に手のかからない観葉植物を選ぶのをおすすめします。

観葉植物の効果

観葉植物は、心を穏やかに癒してくれる効果があると言われます。また、あたたかな観葉植物があると良い印象を持たれます。


観葉植物の種類や置く数によっても印象がかなりかわります。より良い印象を持ってもらうこと意識して置くとイメージアップにつながるでしょう。

5:インテリアには統一感を持たせる

企業イメージに合わせてエントランスは統一感のあるデザインにしましょう。テイストの違うインテリア、多くの色彩を使うと、ごちゃごちゃと雑然とした印象を与えます。


それを防ぐために、コンセプトを決めてデザインを選びましょう。デザインを決める際には企業イメージに沿ったもの、会社の目指したいイメージに沿い方向性を定めましょう。


また、人が色彩から得られる情報も多く、色使いにも気を使うことでオフィスエントランスに統一感が生まれます。

6:明るい印象を目指す

明るさは室内の雰囲気に大きな印象を与えます。空間の雰囲気は明るさと密接な関係です。エントランスが明るいと、オフィス自体も明るい印象になります。


また、明るさは清潔感も感じます。清潔感は好意的な第一印象に繋がり、企業のブランディングにも良い影響を与えるでしょう。

オフィス入口での感染対策4選

感染症対策は今、急務とされています。さまざまな人が多く出入りするオフィスの入口やエントランスでは徹底した感染症対策が必要となります。


アルコールでの消毒に加え、マスクの着用徹底、体温計測機器の設置などの検討も必要でしょう。


新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、働き方が大きく変化しています。業務に支障がない範囲で感染リスクを減らす努力が必要です。

1:接触前が肝心

オフィス入口ではさまざまな人が出入りします。不特定多数が出入りする入口には除菌液を設置し、人と接触する前に除菌することが肝心です。その中でも、マスクをしていない来訪者には接触前の感染対策を徹底しましょう。


ウィルスの間接的接触も含めた接触感染を防ぐためには「極力ものに触れないようにする」ことです。手袋やメガネの着用で感染リスクを軽減できます。


また、飛沫感染の予防にはアクリル板などのパーテーションも有効です。


職場内での感染を防ぐためには「オフィスにウィルスを持ち込まない」ことを徹底します。

2:オフィスのルールを提示する

感染予防するために会社内でのルールを策定したとしても、来客者にルールに従ってもらうように声をかけるのはなかなか難しい問題です。


感染予防に対する意識の差が大きいので、強要するような伝え方では会社に対する印象が下がってしまう可能性もあります。


そのため、オフィス入口にわかりやすくオフィスルールを提示しておくと良いでしょう。入口にアルコール消毒液を設置し、消毒を促す、マスク着用のお願いを掲示するなどの工夫が必要となります。

3:消毒液とマスクを設置

オフィスの入口に消毒液を設置するのは、もはや「常識」となりつつあります。ただし、手押しタイプの消毒用アルコールですと、プッシュ部分を消毒しない手で不特定多数の人が触ることになり、予防の観点からも危険です。


足踏み式や手をかざすだけで必要量出るタイプのアルコール消毒液ボトルであれば抵抗なく使える上、接触感染のリスクも減らせます。


また、マスクを着用していない来訪者用に、出入り口には消毒液とともにマスクを設置しておくと良いでしょう。

4:受話器やタブレットを消毒する

受付に設置している受話器やタブレットは時間を決めてこまめに除菌を行いましょう。来訪したお客様への接触感染を防ぐためにも、不特定多数の方が触るものは「使用後に除菌」を徹底し消毒を行います。


また、来訪予定がある方に対しあらかじめオフィス内での感染予防対策を伝えておく、来訪者の動線や使用する部屋を決めておくなどの対策をすると、除菌作業がスムーズに徹底できます。

オフィス入口で好印象を持ってもらえるよう心がけよう

会社の顔であるオフィス入口は、企業の第一印象を決める重要な場所です。オフィスの入口を整えることで、企業イメージを来訪者に印象付けるだけでなく、社員たちにもモチベーションを与える効果を生みます。


企業にとってイメージというのは、ブランディング戦略を行う上でも重要な位置を占めます。そのイメージを壊さず、より良い印象を与えるためにオフィス入口を整えることは大きな意味を持つのです。

監修

執筆者
中村 優文(Masanori Nakamura)
経歴
早稲田大学大学院卒業。大学院時代では未踏スーパークリエータに認定される。その後、三菱地所に入社し物流施設のアセットマネジメントや営業に従事。 不動産業界の知見とエンジニアリングの知見両方を持ち合わせており、estie proのプロダクトマネジャーとして活躍。 フットワーク軽く社内イベントをよく開催する。
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