はじめに
こんにちは、estieでHRを担当している須山です。
estieは創業5年目を迎えたスタートアップ企業です。複数のサービス提供を行う「マルチプロダクト戦略」を推進するestieでは、年々法務の重要性が高まってきており、この度「法務責任者」の募集を開始しました。いまのestieに法務責任者が加わっていただくことで更なる飛躍に繋がると確信しています。
コーポレート部門では全員がプロフェッショナルとしてお互いに背中を預けながら、会社の成長に必要だと思われることを大きな裁量を持って推進することができます。本記事ではインタビュー形式で、募集の背景や仕事のやりがいについてお話ししますので、記事の内容を通じてestieのリアルを感じていただけると嬉しいです!
プロフィール
<インタビュイー>
上田 來(CFO)
投資銀行でM&A・資金調達の助言業務、プライベートエクイティファンドでバイアウト及び成長投資や、投資先の企業価値向上支援に従事。2022年9月にestie参画、同年10月 CFOに就任。平島 拓哉(経理責任者)
大手監査法人にて、法定監査業務、リスクアドバイザリー業務、IPO準備支援に従事。2021年4月にestieへ参画し、経理や内部統制、IPO準備、法務、労務などコーポレート全般を担当。海保 綾香(Corporate Assistant)
医療系商社にて経理、総務に従事。その後estieでは経理、採用、総務と幅広く担当。<インタビュアー>
須山 一成(HR)
リクルート(当時リクルート住まいカンパニー)の人事部門に入社。HRBP、人事企画、労務、新卒/中途採用、ピープルアナリティクス、人材/組織開発のマネジャーを担当し、2019年に人事部長として着任。2022年8月にestieに参画し、HR部門を担当。
estieの最近の状況について
(須山)
この1年で会社が急成長しましたが、まずは現状のコーポレート体制について伺えますか?
(上田)
私を除くと、2023年5月末時点のコーポレート体制は財務・経理2名、HR2名、PR1名、その他2名の合計7名という構成です。企業経営のための様々な機能を運営するため、様々なキャリアを歩んできたメンバーが集まり、力を合わせてestieのコーポレート部門を支えています。現在は事業の成長に伴いコーポレートが求められる役割も拡大しており、新たな人の採用も検討しています。
(須山)
色々な役割を求められるコーポレート部門ですが、最近はどのような取り組みを行なっていますか?
(上田)
2023年4月に複数の金融機関から総額16億円のデット調達を発表しましたが、その裏では金融機関との交渉、情報開示や契約締結などで財務・経理が大活躍しました。またデット性の資金とは言え、資金調達は一般の認知が得やすいイベントでもあるため、今回のプレスリリースとWhole Product構想の発表を組み合わせた対外広報をPRチームが頑張ってくれました。足元では、デット調達で資金余力が高まったこともあり、HRチームが年末に向け積極的な採用活動をドライブしています。
(須山)
そうですね、HRチームは組織拡大を通じて事業成長に弾みがつけられるよう、現在は採用に注力しています。
ところでWhole Product構想についての言及がありましたが、どういった取り組みなのか改めて少しお話ししていただけますか?
(上田)
はい、今私たちが目指しているのは、巨大な商業用不動産市場全体をデジタルの力を使ってトランスフォーメーションしていく試みです。お客様の業務プロセス全体をestieのプロダクトやサービス上で運用できるよう、ソフトウェアやインターネット上の空間に乗せ換えていくイメージです。それを実現するためのプロダクト戦略が「Whole Product構想」でして、今estieは4つの新規プロダクトを同時に立ち上げるという、このフェーズのスタートアップとしては非常にチャレンジングな取り組みをしています。
大変と分かっていながらこれを進めている理由は、「Whole Product構想」を通じて、社会への提供価値が劇的に良くなるという確信があるからなんです。
estieのコーポレートで働く、その「やりがい」について
(須山)
Whole Prduct構想を実現するためのチャレンジに対して、estieコーポレート部門に期待される役割はどのようなものでしょうか?
(上田)
様々な新規事業を同時多発的に立ち上げる中で、各事業部の責任者や担当メンバーをスピーディーに採用していく必要があります。また各事業部の組織構築や予算管理など、事業横断的なマネジメントのニーズも高まり、コーポレートの難易度も一段と高くなります。それらを的確かつ迅速に対応することがコーポレート部門には求められます。
(須山)
多様な要請にもコーポレート全体のチームワークで応えることで、estieの企業成長に直接貢献していきたいですね。
estieの仕事を通じて得られる「やりがい」はどのようなものだと思いますか?
(上田)
まだ60名程度の少数精鋭の会社だからこそ、成熟した企業のコーポレート部門とは違って「仕事のスピード感」「裁量を伴ったオーナーシップ」「最善に向けた継続的な変化」を実感できますし、会社の成長に直接貢献しているという感覚を得られるのではと思います。
さらに、複数事業を展開するestieだからこそ、新しい学びも尽きることはありません。例えば、各事業部の複雑性や、成長ステージの違いに応じたマネジメントなど、単一事業よりも変数が多くなります。一筋縄ではいかない課題があるからこそ、学びのサイクルも回り続けますし、やりがいを感じられるのではと思います。
(平島)
「やりがい」に関して法務にフォーカスして考えてみると、新規プロダクトがどんどん立ち上がってくるため、契約や利用規約の整備など法的観点で必要となる”守り”の役割は勿論のこと、事業の競争優位性を担保するために”攻め”の知財戦略なども重要になってきます。一人ひとりの裁量が大きいため、積極的にビジネス部門やエンジニア部門とコミュニケーションを取り、事業法務として”攻め”のリーダーシップを発揮することも求められます。また事業成長と共に、資金調達、IPOやM&Aなどのイベントも増えてくる可能性があるため、経営陣と一緒に法務を推進することも「やりがい」に繋がると思います。
法務責任者の募集について
(須山)
では今回、法務責任者を募集することになりましたが、募集の背景を教えていただけますか?
(平島)
今回、estieコーポレート部門を更に強化するべく、法務責任者(法務マネージャー候補)を募集しています。契約法務や機関法務(株主総会、取締役会等の運営)は勿論のこと、労務や知財、コンプライアンス、規程やガイドラインの整備・運用などに加えて、Whole Product構想を円滑に推進する上での事業法務のスピーディーな対応も求められます。弁護士との連携を含めて、経営と一体になった戦略法務のようなミッションも同時に担っていただきたいです。
(上田)
付け加えると、estieでは更なる資金調達や他社との資本提携、ゆくゆくはIPOも視野に入れた経営を行っていますので、そのような大きなイベントにも法務責任者として関わっていただきます。
(須山)
ありがとうございます。
どういった方がこのポジションにフィットするでしょうか?
(平島)
法的知見に基づくリスクマネジメントだけでなく、事業拡大を加速するための戦略法務の役割も重要です。そのためには法務の実務経験を基に、事業責任者やプロダクトマネジャーなどとも建設的にディスカッションを行い、新規事業における知財戦略や法的な対応指針を示すなど、様々な業務にチャレンジできる機会をご用意していますので、そのような環境で自らをもっと試したい、という挑戦的な方がフィットすると思います。
(須山)
法務としてどのような経験をお持ちの方だと、estieでご活躍いただけそうでしょうか?
(平島)
例えば、大手企業で法務部に所属され、今後は法務マネージャーや法務責任者としてキャリアアップを目指されている方には挑戦的な機会をご用意できると思います。またメガベンチャーで法務をご経験されており、今後はスタートアップで積極的に経営に関与できるポジションを探している方にも、やりがいを持っていただける環境をご用意できると思います。
いずれにしても、estieの法務責任者ポジションは今まで経験してきたことよりも幅広い業務領域をお任せすることになると思いますので、estieでのキャリアを通じて更に実績を積み重ねていただけると思います。
一緒に働きたい方について
(須山)
最後に、どのような方と一緒に働きたいか教えてください。
(海保)
私はCorporate Assistantとしてアシスタント業務を担当しているのですが、同じチームで働く上では、法務に関連した相談事が多くなります。人事なら須山さん、経理なら平島さんなど、この人に相談すれば解決する!という信頼感があり、法務業務においても気軽に相談でき、解決を一緒に考えて頂けるような方だと嬉しいです。
業務はslackでやり取りすることが多いですが、slackだけでやりとりするより、やはりオフィスで会話しながらのほうが、スムーズに業務推進できるケースが多いです。そのため、業務推進のためにコミュニケーションを大切にされる方と一緒に働きたいなと思っています。
(平島)
そうですね、コーポレートは部門に閉じた働き方ではなく、部門横断的にオープンなコミュニケーションを取れる方だとよりご活躍しやすいと思います。
また、各部門の役割は日々変化しておりまだまだ未整備な状況でもありますので、そういったことを一緒に整備・改善し、組織に足りないファンクションを一緒に埋めていく、といった積極的な姿勢をもった方と一緒に仕事が出来ればと思っています。
(上田)
まずestieのコーポレートは、過去の経歴、年齢、性別など様々な点で多様性のあるチームだと思います。そのため、どのようなバックグラウンドの方であっても馴染みやすい雰囲気だと思います。
一緒に働きたい方のイメージとしては、仕事に対するプロフェッショナルな姿勢とチームワークを大切にする方ですね。一人一人が得意スキルを活かしつつも、チームとして多様な機能を担うコーポレート部門だからこそ、そういった姿勢が大切になるのではと思います。自分の領域では専門家として振舞いつつ、自分が経験したことの無い業務であっても積極的に拾いに行って問題解決しにいく。そういうことを大事にできる方に来ていただけるとありがたいです。
募集情報
(須山)
いかがでしたでしょうか。estieの今後の事業成長にあたって新しい仲間を引き続き探しております。
私たちコーポレート部門に加わっていただける法務経験をお持ちの方で、もしご興味を持たれた方は、是非ご連絡をお待ちしております!!
法務担当(マネジャー候補)